2009.10.13.
島 洋一・株式会社カネカ顧問を招き講演会~商経学部開設75周年記念連続学術講演会(10/20)

商学部は、商経学部開設75周年を記念し、今年度より連続学術講演会を実施している。10月20日には、株式会社カネカ顧問の島洋一さんを招き、下記のとおり講演会を実施する。申込み不要、無料、一般参加可能。

■日 時:10月20日(火) 15時10分~16時40分
■場 所:関西学院西宮上ケ原キャンパス B号館304号教室
■演 題:日本の経済力、信用力とは何か~次代を作るのは若い人の価値観~
■講 師:島 洋一氏(株式会社 カネカ 顧問)

【講演要旨】
日本は国も企業も危機ともいえる転換期にあり、実は暗中模索状態。国内はモノがあふれ、需要低迷と低価格が進行。片や中国など新興国の発展で、気がつけば市場も競争相手も変わっている。同じことでは対抗できない。どうすべきか?日本は明治以来、欧米流の手法を取り込み、量を軸とした近代工業社会を実現したが、何か欠けてきた。特に10数年前から、グローバルスタンダードという言葉に流され、マネー経済に組み込まれ、今日しか考えない短期思考になり、固有の持ち味を忘れていた。資源がない国で最大の資産は人であり、活かさなければ明日はない。多極化していく今後は、歴史、民族など広く世界を知り、汗と知恵を出し合い、可能性に挑戦する人材を育てる風土への転換に活路がある。動きは危機意識からはじまるものだが。

【講師紹介】
島 洋一(しま よういち)氏。 
神戸に生まれ、1970年 経済学部卒業(産業組織論専攻)。 
鐘淵化学(現株式会社カネカ)に入社。20数年にわたり合成樹脂、化学品の営業及び業務提携やM&Aなどの企画に従事。1997年に人事部長就任、1999年、取締役就任、2004年常務取締役となる。9年間の中で人事制度改革、年金制度改革、執行役員制度導入などを行い、2006年から3年間食品事業本部長に就任し、本年6月、任期満了で退任。
現在、特命顧問役となる。