2009.10.06.
講演会「災害のなかでの国際協力とは」

 阪神・淡路大震災の被災者で、1999年のトルコ訪問中にも大地震に遭遇した中浜慶和氏。自身の被災をきっかけに市民防災の研究・啓発活動やトルコ被災地へ芸術を通じた支援活動も実践している。
 誰でも遭遇する可能性がある災害。当事者になったとき自分ならどうするのか。また、日本の芸術家の展示会による被災者の心のケアなど、10年に渡るトルコ支援の経験から、災害の中での国際協力とはどうあるべきかについても講演する。

■日時:2009年10月17日(土)10時~12時
■場所:関西学院大学西宮上ケ原キャンパスG号館グローバルラウンジ
■講師:中浜 慶和氏
1940(昭和15)年生まれ、神戸市出身。
1964年ダイキン工業(株)に入社し、総務担当部長を経て、現在東京支社 シニアスキルスペシャリスト。NPO法人国際協力アカデミー(AICAT)副代表理事。郷友総合研究所研究員(防災担当)。主著に「震災自衛マニュアル」(大村書店)など。神戸市東灘区の自宅で阪神・淡路大震災に被災(震度7)。この後、市民や企業の震災対策の研究を始め、内閣府中央防災会議の専門調査会などで地域社会と企業の支援協定の重要性を訴えている。1999年11月、トルコでの国際危機管理セミナーに講演者として参加時にイスタンブールでM7.2の地震に遭遇して以来、日本トルコ間に「緩やかな災害緊急支援調整ネットワーク」を構築している。曽祖父はジョン・万次郎(中浜万次郎)。

■入場無料、事前申し込み不要
■問い合わせ:国際教育・協力センター(0798-54-6115)


※アートレスキュー「こころのパン」プロジェクト
大正12年、関東大震災の際、ベルギーの画家たちが134点の作品を震災復興に寄付し、人々の心を癒しました。また阪神・淡路大震災でもベルギーの一市民から、神戸市民へアントワープ聖母大聖堂にある14世紀の有名な聖母子像の複製が贈られました。中浜氏はこのエピソードをヒントに、トルコにおいて毎年アートレスキュー「こころのパン」プロジェクトを展開。50人を越える日本画家、彫刻家による展示会や作家による個展など、芸術を通してのトルコ地震被災者の心のケアや、防災啓発活動を行っています。今年8月にはトルコのコジャエリ大学で開催された震災10周年記念シンポジウムで「こころのパン10年の軌跡」を発表しました。
 

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