2009.05.25.
「スリランカ内戦終結報道を受けて-21世紀、共生の世界は可能なのか」―元国連官房長・田島幹雄・総合政策学部客員教授が語る

 先週、スリランカ政府は四半世紀にわたり国を揺るがせた反政府武装勢力「タミル・ーラム解放のトラ」の壊滅を宣言した。民間人の巻き添えを懸念する国連やオバマ米国大統領などの制止にも関わらず、攻撃を続けた政府軍。戦場は国土の3分の1に広がり、国内避難民も多く発生した。政府は世界に復興支援を求めているが、国連との対立感情は残り、国際社会の関与も模索が続いている。また国内でも、内戦の根底にある多数派・シンハラ人と少数派・タミル人の対立は根深い。田島幹雄・総合政策学部客員教授(元国連経済社会開発局官房長)はNGO「Reconciliation21」を設立し、同国の紛争解決に向けて長年活動してきた。
 講演会では同国の内戦や今後の方向性を概観するとともに、世界が民族・宗教・文化の壁を越えて平和を築くために、国連や国際社会、日本が果たすべき役割を考える。無料、一般参加可、申込不要。

■日時:6月19日(金)15時10分~16時40分
■場所:西宮上ケ原キャンパス ロースクール棟内模擬法廷
■問い合わせ:国際教育・協力センター(0798-54-6115)
■講師:田島幹雄・総合政策学部客員教授
 関西学院中学部・高等部を経て米国コロンビア大学院国際行政・機構修士。61年、開発援助分野の日本人第1号として国連職員となり、経済社会開発局官房長等を歴任。95年~2002年関学大総合政策学部教授。現在は国連グローバルコンパクト顧問やNGO「Reconciliation21」の代表を務める。関学大名誉博士。