2008.12.15.
学術シンポ 『ヨーロッパ言語共通参照枠』の文脈化:参照枠は日本の外国語教育現場をどのように変えうるか?

 言語教育研究センターは、学術シンポジウムを開催する。ここ数年、我が国の言語教育分野で『ヨーロッパ言語共通参照枠』が注目を集めている。『参照枠』は言語教育に共通するガイドラインとして欧州評議会によって策定された指針であり、1996 年に公表され、2004年には日本語版も刊行された。その後、言語運用能力に関する評価の透明性や指標の明確さが注目を集め、我が国のこれまでの外国語教育の在り方に一石を投じている。しかし他方、教育装置としての『参照枠』が異なった社会・文化的文脈の中から生み出されたという事実から、この指針を我が国の言語教育にそのまま適応することの困難さも指摘されている。
 このような現状を見据え、『参照枠』が我が国の大学の言語教育の現場に受け入れられるとするならどのような形になるか、その際問題となるのはいかなる点か,また『参照枠』に準拠する教育資材「言語ポートフォリオ」はどのような展開の可能性があるのか。これらの問題を語るに最もふさわしい第一線の研究者3人が報告する。

日 時:12月19日(金) 16:50~18:30
場 所:西宮上ケ原キャンパスG号館324号教室
テーマ:『ヨーロッパ言語共通参照枠』の文脈化:参照枠は日本の外国語教育現場をどのように変えうるか?
パネラー:
 西山教行 京都大学大学院人間・環境学研究科准教授
 真嶋潤子 大阪大学世界言語研究センター准教授
 中川慎二 関西学院大学経済学部および大学院言語コミュニケーション文化研究科准教授
司 会:藤田友尚 関西学院大学経済学部および大学院言語コミュニケーション文化研究科教授

問い合わせは、言語教育研究センター(0798-54-6131)まで。