2008.11.10.
08年度日本学士院賞受賞記念講演会「電波でさぐる宇宙」

 関西学院大学理学部(現・理工学部)卒の中井直正氏が銀河とブラックホールに関する研究で「日本学士院賞」を受賞した。これを記念した同氏の講演会を理工学部が開催する。同賞は日本学士院が特に優れた研究に対して与える賞で、湯川秀樹氏などノーベル賞受賞者をはじめ、日本の学術研究の発展に多大な影響を与えた研究者が受賞している。
 中井氏は銀河の中心にある巨大質量ブラックホールの存在について最初の確証を得た研究者であり、当日はブラックホールをどのように観測したかなど受賞した研究の内容に加え、これまでに観測した銀河の美しい映像も紹介する予定。一般参加可、事前申込不要、無料。

【講演会「電波でさぐる宇宙」】
■日時:12月6日(土)13時30分~15時
■場所:神戸三田キャンパスIV号館401号教室
■講師:中井直正・筑波大学大学院教授
■共催:関西学院大学、関西学院大学理工学研究科
■問い合わせ:理工学部(079-565-8300)

<中井直正氏プロフィール>
 関西学院大学理学部卒業後、名古屋大学大学院理学研究科(修士課程)、東京大学大学院理学系研究科(博士課程)を修了、理学博士。国立天文台電波天文学研究系教授、国立天文台野辺山宇宙電波観測所長を歴任し、現職。96年に第42回仁科記念賞受賞(「銀河中心巨大ブラックホールの発見」)、08年に日本学士院賞受賞(「水メーザー源のVLBI観測による活動銀河中心核と巨大質量ブラックホールの研究」)。