2008.05.19.
第1回言語コミュニケーション文化セミナー・入試相談会開催

■日時:6月21日(土) 13時~16時
■場所:大阪梅田キャンパス(アプローズタワー10階)
■主催:大学院言語コミュニケーション文化研究科
■申込不要、無料。
■問い合わせ:言語教育研究センター
          (0798-51-0907)

◆言語コミュニケーション文化セミナー(13時~14時20分)
・テーマ:人種分離の確立と崩壊への予兆―マーク・トウェインとウィリアム・フォークナー
・講師:杉山直人・言語コミュニケーション文化研究科教授
<講演概要>
 民主党大統領候補バラク・オバマ氏の活躍は、アメリカ社会におけるアフリカ系アメリカ人の地位向上を物語る。多民族間の社会的統合を力説するオバマ氏の演説を聴いていると、多文化主義を受け入れつつあるアメリカ社会の未来指向が感じとれる。だが、尊敬して止まなかったライト師と決別せざるを得なかった、オバマ氏の最近のエピソードにも見られるとおり、アフリカ系アメリカ人は今も人種分離(ジムクロー)時代の負の遺産を払拭していない。19世紀末に確立し、半世紀以上続いたジムクローは今日に至るも尾を引いている。ジムクローが支配したアメリカ南部は、互いに矛盾する未来指向のベクトルと過去指向のベクトルとを併存させてきた。奴隷制崩壊ののち、双方のはざまにあって400万人のアフリカ系アメリカ人は、1960年代の公民権運動終了に至るまでの1世紀を生きた。19世紀から20世紀にいたる代表的アメリカ白人作家二人を例にとり、彼らが描くアフリカ系アメリカ人のなかに、矛盾するふたつのベクトルがどのように絡み合っているかを話す。

◆入試相談会 (14時30分~16時)
 全体説明および院生による研究科紹介、個別相談。入試要項、入試過去問題などを配付する。