2019.09.14.
2019年(令和元年)司法試験の結果について

 9月10日に今年の司法試験の合格発表がありました。関学ロースクールは、合格率19.0%(12名)で、昨年に比べて合格者数、合格率ともに増加を見せ、ここ5年間では最も高い合格率となりました。全国平均にはもう一息ですので、満足とまではもちろんいきませんが、回復に転ずることができたことは確かです。

 特に指摘すべき点の第1は、修了後1年目の人が合格率21.1%(4名)で、一昨年以来の健闘を続けてくれていること、第2に、合格者の中に法学部の司法特修コースを3年で卒業した人も複数含まれていることです。加えて、第3に、今年は合格者12名のうち未修者が8名を占めており、未修者の合格率が20.5%で全国平均(15.6%)をかなり上回ったことも挙げられます。

 私たちは、この間、入学前からの教育の充実や未修1年次の基礎力重視の授業の工夫、学生のグループ学修に対するOB・OGの協力を含む援助、ライティングと個別指導の強化などに意識的に取り組み、教員集団全体で教育方法・内容の改善を図ってきています。また、2019年4月より、キャンパスを市の中心部(西宮北口)に移転するとともに、定員をオーバーする未修・既修の新入生を迎え入れ、より一層このような取り組みを強めています。ロースクール内は活気に満ちており、教員と学生、学生同士の関係がとても良い雰囲気になっています。そして、関西学院のスクール・モットーである“Mastery for Service”を体現するすぐれた法曹が多く輩出されるよう、今後とも力を尽くしていきたいと考えています。

 関学ロースクールに今後とも温かいご支援・ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

                 2019年9月14日
                     関西学院大学大学院司法研究科長 亀井尚也