2021.01.28.
2020年(令和2年)司法試験の結果について

  1月20日に昨年8月に実施された司法試験の合格発表がありました。関学ロースクールは、合格率21.7%(10名)で、昨年に比べて合格者数こそ2名減少しましたが、合格率では増加を見せ、ここ5年間では最も高い合格率となりました。2020年(令和2年)の司法試験は、新型コロナウイルス感染症の影響により、実施が約3ヶ月延期されました。当初の実施日程である5月の中旬に照準を合わせて勉強してきた受験生のみなさんにとっては、止むを得ないこととはいえ、モチベーションを維持するのは大変だったであろうと思います。そのような中、見事に合格を勝ち取られた本学ロースクールの修了生の方々に敬意を表するとともに、心からお祝いを申し上げます。

 今回合格された方々のうち、修了後1年目の人の合格率が50%(4名)であった点は特筆すべきことです。さらに、本学法学部の司法特修コースを早期卒業された方が5名合格されたことも、特に指摘させていただきたいと思います。

 私たちは、コロナ禍においても、オンライン上で入学前教育を実施し、また未修1年次の基礎的学力の定着や学生のグループ学修に対する支援、さらにはライティング能力の向上等のための個別指導の強化など、教員一丸となって教育方法・内容の改善を図ってきています。また、2019年4月より、西宮北口キャンパスへの移転に伴い、これまで以上に多くの入学者を受け入れるとともに、これから始まる法曹コースの制度に向けて、より優秀な学生を確保するための入試制度の改革等の取り組みを積極的に推進しています。そして、関西学院のスクール・モットーである“Mastery for Service”を体現するすぐれた法曹を多く輩出することができるよう、今後とも力を尽くしていきたいと考えています。

 関学ロースクールに今後とも温かいご支援・ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。                         

           2021年1月20日
              関西学院大学大学院司法研究科長 野田輝久