学長記者会見報告(2019年3月開催分)

[ 編集者:広報室       2019年3月18日 更新  ]

関西学院大学は、下記のとおり学長記者会見を開催しましたので報告致します。

■出席者:村田 治・学長
■日 時:2019年3月13日(水)14時00分~15時00分
■場 所:ステーションコンファレンス東京 402C会場
■項 目:
1)国際バカロレア教員養成プログラム開始について
2)スポーツ振興・統括課の発足について
3)研究創発センターの発足について

また記者会見と合わせて、
本学が代表大学として調査研究を行ってきた文部科学省大学入学者選抜改革推進委託事業の成果である、
高大接続ポータルサイト「JAPAN e-Portfolio」の今後の運営について、
尾木義久・高大接続センター次長よりご説明いたしましたので、合わせて報告致します。

当日の会場の様子

当日の会場の様子

●主な質問

【学長記者会見】
―スポーツ振興・統括課の発足に伴って、体制が大きく変わるのでしょうか。
 (村田学長)成績不振の学生であっても、試合には出られなくなるが部活練習は継続できます。ただし、このような状況になるとスポーツのみ頑張っていた高校生がスポーツ推薦に集まらなくなる可能性はあります。ただし、卒業後にスポーツの道でプロになる学生よりも就職をする学生の方が多く、そのためには必ず勉学も必要です。関西学院大学は文武両道を目指す学生が集まってくれる期待をしているので、それほどに大きな影響はないと考えています。

―研究創発センターは具体的に企業と連携するという話はあるのでしょうか。
 (村田学長)この研究創発センターではまだありません。産学連携について本学の場合は、大学ではなく法人として「関西学院アカデミック リレーションズ」という体制をとり、実質的な産学連携を進めています。大学としてはそことの兼ね合いを今後検討していくことになると思われます。
 

 

【高大接続ポータルサイト「JAPAN e-Portfolio」の運営】
―民間のEd TechとJAPAN e-Portfolioの連携は現状いかがでしょうか。
 (尾木次長)現在確定しているのはClassi株式会社、株式会社リクルートマーケティングパートナーズ、株式会社ベネッセコーポレーション、株式会社JSコーポレーションともう数社が参画予定です。

―「JAPAN e-Portfolio」を入試とどのように連動して活用してく予定ですか。
 (村田学長)初等中等教育で行われいる主体的な学びやアクティブラーニングを、大学に繋げていくことが重要です。また、大学での主体性入試に繋げなければ高校の現場で利用してもらえなくなるではないでしょうか。「JAPAN e-Portfolio」は入試の改革、日本の高等教育と初等中等教育の改革を目指しています。
本学でも「JAPAN e-Portfolio」を含めた、主体的な学びを今後の入試改革に取り入れるかを検討しています。ただし、主体性を図るのは「JAPAN e-Portfolio」でなければならないわけではなく、客観的な事実を図る際に利用価値があるツールであるとお考えください。また、活用方法については各大学の裁量に任されているため、各大学の入試方法にもよってくると思われます。

―高校教員によっての利用の濃淡がでることで、生徒本来の力が見られなくなるようなことはないでしょうか。
 (村田学長)8項目の質問の中で、主観が入ることなく客観的な事実のみを入力する項目を設けています。ボランティア活動など、学業とは別の事実を評価できるような設計としています。あくまで生徒の利益のために教師の主観が入るようにしています。
 (尾木次長)大学側が申告された内容で評価をすることはこれまでと変わりがなく、記載内容が事実であるかどうかを確認する手段の1つとして「JAPAN e-Portfolio」が加わるという考え方です。高校現場でも直接お話しすることができた先生方には主旨を理解をいただけていると感じています。あくまで、主体的な学びの成果に繋がるプロセスを見るのが目的です。

―「JAPAN e-Portfolio」活用において、利用方法の説明会等は予定していますか。
 (村田学長)社団法人が正式に立ち上がり、実際に活用されてくるころには文部科学省との説明会実施も検討することになると思われます。