学長定例記者会見報告(2018年10月開催分)

[ 編集者:広報室       2018年11月5日 更新  ]

関西学院大学は、下記のとおり学長定例記者会見を開催しましたので報告致します。

■出席者:村田 治・学長
     米山 直樹・文学部総合心理科学科教授
     森 隆史・法人部専任参事

■日 時:2018年10月29日(月)14時00分~15時00分
■場 所:大阪梅田キャンパス(アプローズタワー) 1405教室
■項 目:
1)心理科学実践センターについて
2)放課後学習支援(アフタースクール)施設
 「関西学院 CRESCENT SCHOOL(クレセントスクールに)」について

左から米山 直樹・文学部教授、村田 治・学長、森 隆史・法人部専任参事

左から米山 直樹・文学部教授、村田 治・学長、森 隆史・法人部専任参事

【主な質問】

―西宮北口キャンパスの内覧会については予定されているか。
 現在のところ、来年3月に予定しています。
 
―西宮北口キャンパスでは、セミナーを提供するとのことだが、それは関西学院で考案したセミナーを提供するということか。
 関西学院が主体になりながら、協力企業の力を借りて運営していこうと考えています。関西学院で立案、企画するセミナーももちろんありますが、協力企業とも密に連携をとりながら、学外のネットワークを最大限に利用して、関西学院にふさわしいセミナーかどうかも検討しながら、開いていこうと考えています。

村田 治・学長

村田 治・学長

―西北は、「住みたいまちNo.1」という街としても知られていますが、そうした場所に市民に開かれた場を設置する意義についてお教えください。子育て世代を意識したものでもあるのでしょうか。
 西宮市には子育て世代も多く、特に、今の若い方は男女共同参画の時代ですから共働きが当たり前です。そうした状況を考慮すると関西学院として、地域への子育て支援は当然のことと考えています。
 また本学では、2019年4月から「AI活用人材育成プログラム」を学生に提供するように、これからの子どもたちは、AIやプログラミングといったことに慣れていかないといけません。その他にも、NISHIKITA CROSSを中心に、地域に愛される大学として、様々なサービスや、社会貢献、情報発信をしていきたいと考えています。

―心理科学実践センターでは、市民の方のカウンセリングもここで行うということか。
 市民の方、近隣の方を中心にカウンセリングなども行います。通常のカウンセリングルームや心理相談室と異なる点としては、院生が指導を受けながらやることが中心になるため、一般的な料金よりも安く設定されています。そのあたりをご理解いただいて、来ていただくということになります。



―心理科学実践センターについて、市民以外の利用も可能でしょうか。
 市民以外の利用も可能です。

―心理科学実践センターについて、各大学が学部改編を進めている中、学部増設などという方法ではなく、あえて文学部のもとに設置した狙いは。
 「心理学部」というように新たに学部を作らなかった理由ですが、本学の心理学は臨床心理学ではなく基本的に実験心理が中心で、実験が必要になるため、場所的な問題もあります。この伝統的な実験心理という独自性を強みとして、今後もやっていきたいと考えています。次に、学部新設となると最低でも4年ほどの時間が必要になり、その間に「公認心理師」の制度が始まってしまうということがありました。

―授業もこちらで行うということでしょうか。
 西宮北口キャンパスで行うのは実習や実習指導です。授業は西宮上ケ原キャンパスで行います。また修了生も、雇用という形で継続して来てもらい、自分の臨床機能を上げるという場としても活用してもらうということも考えています。

記者会見の様子

記者会見の様子

―アフタースクールは、学童のようなイメージ?
 学童ではありません。学童の場合は、お子さんを預かって宿題をさせて遊ばせて終わりですが、ここでは預かり時間に付加価値を付けられるようにしていきます。また、初等部にアンケートをとって「どうせなら、こういう事をしてほしい」という要望を受け入れながら、それに応える形にしていきたいと考えています。
 関西学院のキリスト教主義教育の全人教育という部分を生かし、より情操的な学びを育む場として考えています。

―アフタースクールに初等部の優先枠があるのか。一般の児童はどれほど入るのか。
 現時点でも、初等部の親御さまからの反響が想像以上に大きく、一般の方からもいくつかの問い合わせを受けておりますので、11月中には、一般問い合わせ窓口を作り、詳しい料金表を含めた内容を公表しようと考えています。募集を始めないことには、具体的な数は分かりませんが、初等部以外のお子さんも全体の2割程度は入っていただきたいと考えています。

―アフタースクールの定員が一日50人の根拠と、全体での会員数のようなものは、どれほどの規模になるのか。また料金体系はどのようになるのか。
 NISHIKITA CROSSが全体で200㎡、ですから60坪ほどあり、その中でお子さんをお預かりするスペースが50坪。1人あたり1坪という少しゆとりを持った考え方をもとに50人としております。基本的な料金については、週2,3回の利用で月4~5万円を想定しています。週2,3回の利用で50人ということを考えると、最大の定員は120人ほどかなと思っております。

―アフタースクールの料金が週2,3回の利用で月4~5万を想定しているとのことでしたが、これは通常カリキュラムの「英語」は含まれていて、それ以外の習い事は別途、オプションというような理解でしょうか。
 はい、その通りです。

―1日当たりの最大定員が50人ほどということですが、先生は何名ほどになるのでしょうか。
 通常で2~3名を想定しております。

―お預かり時間は何時から何時ですか。またその中での通常カリキュラムの「英語」の時間は何時から何時でしょうか。
 お預かりの時間は16~19時で、「英語」の時間は16~18時を想定しております。ただし、ほかの習い事などを追加される場合は、その時間を抜けて、その習い事をしていただくということになります。この辺りは各ご家庭のご判断になります。

―今回のアフタースクールについて、先進事例などはありますでしょうか。
 初等部を持つ有名な私学が、初等部の校舎内で「アフタースクール」という名前でお子さんをお預かりするということはあると思います。しかし、本学のアフタースクールでは、初等部の敷地内ではなく、交通の要所である西北の駅ビルでお預かりする、そして、初等部の生徒だけでなく、近隣の生徒さんもお預かりします。こういう意味では、関西初と言えます。