学長定例記者会見報告(2017年6月開催分)

[ 編集者:広報室       2017年7月11日 更新  ]

関西学院大学は、下記のとおり学長定例記者会見を開催しましたので報告致します。

村田 治・学長

■出席者:村田 治・学長

【東京開催】
■日 時:2017年6月13日(火)14時00分~15時00分
■場 所:ステーションコンファレンス東京 602A会場
■項 目:
1)2017年度ポートフォリオシステムの導入、入学から卒業後までの学修成果の把握
2)2016年度卒業生の進路登録・決定状況
3)最近の関西学院大学の動き

【大阪開催】
■日 時:2017年6月14日(水)15時00分~16時00分
■場 所:大阪梅田キャンパス1405教室
■項 目:
1)2019年4月に新キャンパスを開設
2)2016年度卒業生の就職決定状況
3)最近の関西学院大学の動き

【主な質問】

村田 治・学長

-ポートフォリオには、主体性等分野も反映されるのですか。
 (村田学長)関連づけていきたいと考えています。課題探究型の学びをより多く蓄積することで、学生にとっても教職員にとっても、使い勝手の良いものになります。また、「SGH甲子園」など、高校でも課題探究型の学びや取り組みが増えています。高校の調査書を大学のポートフォリオに結びつけるなど、うまく連携できるように、現在、調査を続けています。

-他大学では、AIを使ったポートフォリオを導入している例があります。今後、AIを取り入れることは考えていますか。
 (村田学長)考えています。例えば、学生が書き込んだ内容をAIが読み込む。すると、学生が目標達成のために何が必要か、何をすべきかなどを明示できるようになります。学生自身では気づかないことも、AIが判断できるようになり、学生のさらなる成長につながります。

-新キャンパスの入るビルは、商業施設でよろしいでしょうか。
 (村田学長)7階から10階が関西学院大学のフロアになります。阪急電鉄株式会社によると、飲食店や物販店、金融機関に加えて、教育や育児関連のサービスが提供できるテナントが誘致されると聞いています。

-関西学院大学のフロアは、どのように使用されるのですか。
 (村田学長)7階から9階を司法研究科(以下、ロースクール)にする予定です。

-10階はどのように使う予定ですか。
 (村田学長)具体的なことは、検討しているところですが、その一つとして、市民向けサービスができればと思います。

-ロースクール以外の学部などが入ることはあるのでしょうか。
 (村田学長)現在のところ、ロースクールの学生の利便性を優先しているため、ロースクールが移ることしか決まっていません。

-今、西宮上ケ原キャンパスにあるロースクールの場所は、今後どのように使用されるのですか。
 (村田学長)ロースクールは模擬法廷を持っていますので、模擬法廷と教員の研究室は、西宮上ケ原キャンパスに残します。

-市民へのサービスの提供とはどういうことですか。
 (村田学長)例えば、教員や学生による市民への無料法律相談を考えています。他にも、関西学院大学のリソースをこのキャンパスで生かしていきたいです。

-他大学が梅田(大阪市)にキャンパスを開設していますが、なぜ梅田ではなく西宮北口駅なのでしょうか。
 (村田学長)梅田には、この場所(会見を開いている大阪梅田キャンパス)がすでにあります。また、今の大阪梅田キャンパスを拡大するということも考えられますが、実はロースクールの学生の約3分の2は、西宮市、宝塚市、または神戸市よりも西から通学しています。学生の利便性を考慮すると、阪神間の中間地点にあたる西宮北口駅の方が良い立地と考えています。

-「梅田は他大学のキャンパスが多いので競争率が高い」から、避けたということはないのでしょうか。
 (村田学長)このエリア(大阪市北区)でキャンパスを設置したのは、本学が初めてです。

-全国でロースクールの定員割れや募集停止がありますが、関西学院大学がロースクールを移転させることは、そのようなことへの対応でもあるのでしょうか。
 (村田学長)私が学長になって、ロースクールには力を入れたいと考えてきました。ロースクールの制度ができるまで、本学の法学部は、法曹界で活躍する人材を育成するというよりは、リーガルマインドを持った学生を育成し、企業や地方自治体などに輩出してきました。それが、ロースクールを開設して以降、300人以上が法曹界で活躍しています。この数は、他大学と比較しても遜色ありません。今回の移転によって、さらに強化していきたいと考えています。