学長定例記者会見報告(2017年4月開催分)

[ 編集者:広報室       2017年5月15日 更新  ]

関西学院大学は、下記のとおり学長定例記者会見を開催しましたので報告致します。

大阪

大阪

■日 時:2017年4月25日(火)13時30分~14時20分
■場 所:大阪梅田キャンパス1405教室(大阪市北区茶屋町19-19 アプローズタワー14階)

■日 時:2017年4月26日(水)13時30分~14時30分
■場 所:ステーションコンファレンス東京 402D会場(JR東京駅 日本橋口直結、八重洲北口改札徒歩2分)

■出席者:村田 治・学長
1)2017年日本建築学会賞(業績)を受賞した「伝統的キャンパスの発展的整備‐関西学院・西宮上ケ原キャンパスのトータル・デザイン」について
2)ハンズオン・ラーニングセンター開設について
3)SGH甲子園(2017年3月19日開催)の報告と2018年開催に向けて
4)最近の関西学院大学の動き

【主な質問】

東京

東京

-ハンズオン・ラーニングセンターの主要な役割は何でしょうか。教材の開発でしょうか。
 (村田学長)一番の役割は、企業や外部の団体など受け入れ先との調整や連携を進めて、プログラムを開発することです。また、学生が様々な現場でより内容の濃い学びができるよう、事前・事後学習の調整や現場の安全面の確認などを行いますし、各学部のハンズオン・ラーニングの開発の支援なども行っています。

-ハンズオン・ラーニングは関西学院大学の「スーパーグローバル大学創成支援」事業の構想の一つになるのでしょうか。
 (村田学長)そうです。関西学院大学が構想に掲げるダブルチャレンジ制度の一つが、ハンズオン・ラーニングです。

-ハンズオン・ラーニング科目とは、フィールドワークのことでしょうか。
 (村田学長)フィールドワークのことではなく、アクティブラーニングの手法を用いて、学内外で現実社会の問題を発見、議論し、解決策を見出します。すべてPBL(Problem Based Learning)です。

-「若者が保守化している」という意見が世間で言われています。関西学院大学に限ったことではありませんが、このような若者の原因をどう考えますか。
 (村田学長)保守化というよりは、内向き志向と理解しています。理由の一つに、日本が「安全・安心な社会」ということがあるでしょう。よって、新たなことにチャレンジしなくても安定した生活ができ、リスクを負う必要性も減少しています。しかし、グローバル社会では、外に目を向けていかなければいけません。関西学院大学では、本日お話したハンズオン・ラーニングなどのダブルチャレンジ制度や高校との連携などを進めています。学生をいかに外に目を向かせ、チャレンジ精神を持たせるかということに、関西学院大学は真剣に取り組んでいます。関西学院大学の学生は意欲的な学生が多く、留学関係のイベントへの参加率は年々上昇しており、やる気を感じます。3月に開催した「全国スーパーグローバルハイスクール課題研究発表会 SGH甲子園」はとても活気があり、自信に満ちた生徒がたくさんいました。このような若者の意欲を大学や社会全体が理解し、しっかり教育していくことが大事だと思います。

-昨年の定例会見で大学入学者選抜改革推進委託事業について聞きました。進捗はいかがでしょうか。
 (村田学長)ご存知の通り、「主体性等」の分野では関西学院大学が代表校となり、「主体性等をより適切に評価する面接や書類審査等教科・科目によらない評価手法の調査研究」を着々と進めています。課題研究や探究の成果の評価については、課題です。これまでも各高校では課題研究が行われてきましたが、適切に評価する尺度がありませんでした。そこで、3月に関西学院大学で実施した「SGH甲子園」では、高校生が研究成果をただ発表するだけでなく、大学教員が基準をもとに評価し、優秀賞などの順位をつけました。臨床的な研究の場となっています。今後も研究を進め、ICTの活用も取り入れながら、「主体性等」の評価尺度、基準の開発をしていきます。

-関西学院大学で、SGH(スーパーグローバルハイスクール)やSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定校の入試を拡大する計画はありますか。
 (村田学長)現在は、SGH、SSHの指定校だけですが、今後は、課題探究を行っているすべての高校に拡大していきたいと考えています。また教育学部の一般入学試験では、「主体性等」分野の評価も導入する予定です。