KG トピックス(2018年度)

[ 編集者:広報室       2018年4月4日 更新  ]

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学生が小学生を招いて楽しくワークショップ!「アカデミックディ」

 関西学院大学の教育学部、理工学部、総合政策学部の学生が2月17日、西宮聖和キャンパスのラーニングコモンズ「リプラ」で、地域の小学生を招き、プログラミングや国際問題について学べるワークショップ「アカデミックディ」を行いました。
 プログラミング体験には小学校5、6年生14名が参加。ビジュアルプログラミング言語「SCRATCH」を使って、シンデレラや三匹の子豚、桃太郎などの昔話をもとにオリジナルのショートムービーを作成しました。国際理解教育には小学校1年生から6年生29名が参加。難民について学ぶことができる体験型のワークショップを通じて、国際問題を考えました。
 このイベントは、小学校教員を目指す教育学部生、情報科学を学ぶ理工学部生、国際問題を学ぶ総合政策学部生がそれぞれの強みを生かし、昨年10月からミーティングを重ねて、協働で企画。小学生たちの笑顔や元気な声でリプラが活気にあふれ、運営した学生にとっても、多くの学びがある1日となり、キャンパスの垣根を越えたコラボレーションにより実現したイベントとなりました。関西学院大学では今後も、小学生をはじめ、地域の方々が参加できるイベントを開催する予定です。

Harvard x KG 公開討論会「世界に挑戦し続ける - SDGsに私たちは何ができるのか」

ディスカッションする学生たち

ディスカッションする学生たち

 関西学院大学の学生と、米・ハーバード大学で日米の学生間交流促進を目的に活動している学生団体「Harvard College Japan Initiative (HCJI)」の学生、計10人が、持続可能な開発目標 (SDGs: Sustainable Development Goals)について英語で話し合う公開討論会「世界に挑戦し続ける - SDGsに私たちは何ができるのか -」が1月7日、兵庫県西宮市の市大学交流センター大講義室(ACTA西宮東館6階)で開かれました。

 まず初めに、両大学の学生によって構成された2グループによるプレゼンテーションが行われました。両グループは、地域と国がSDGsの目標17項目をどのように達成できるのか、特に目標11(包摂的、安全、レジリエントかつ持続可能な都市および居住区の実現)と目標12(持続可能な消費および生産形態の確保)について熱心に話しました。

 最後は、学生たちが一般参加者と少人数のグループになり、意見交換。アマンザ・モゼアさん(ハーバード大学4年生、社会学専攻)は「どうすれば世界の問題を解決できるのかについて、魅力的な質問が多く出ました。素晴らしいことだと思います」と話しました。右馬治樹さん(総合政策学部3年生)は「ハーバード大の学生と話す機会はとても楽しかったです。難しいテーマでしたが、彼らに助けられてやり遂げることができました。今回の経験を通して、将来の夢を叶えるための力が身に付きました」と話しました。

 この取り組みは3年前に総合政策学部国際政策学科の村田俊一教授(前国連アジア太平洋経済社会委員会事務局次長)の指導のもとに始まりました。当初は1日のプログラムだったものが、3日間に拡大され、今年も成功に終わりました。今後も両大学の学生の協力により素晴らしい機会が創出されていくと期待されます。

横山大希さんがショートトラックで平昌冬季五輪代表入り!

横山大希さん

横山大希さん

 平昌冬季五輪(韓国)の代表最終選考会を兼ねた全日本選手権が12月16、17日、日本ガイシアリーナ(名古屋市)で行われ、スピードスケート・ショートトラックで、関西学院大学スケート部OBの横山大希さん(2016年経済学部卒、トヨタ自動車)が1500mで優勝。500mで2位、1000mで3位に入り、総合2位に輝きました。日本連盟の選考により、平昌冬季五輪のスピードスケート・ショートトラック日本代表選手団に選ばれました。

 横山さんは小学校4年から競技を始めました。妥協しない性格でめきめき頭角を現し、関西学院中学部時代に初めて国際大会を経験。大学時代は、2014年の全日本選手権での総合優勝やワールドカップでの入賞など多くの好成績を残しました。卒業後は、トヨタ自動車の入社し、競技を続けています。スケート部出身の冬季五輪出場は46年ぶり4人目です。

文部科学省 私立大学等改革総合支援事業に5年連続採択

文部科学省 私立大学等改革総合支援事業において、関西学院大学は4つのタイプ(タイプ1,3,4,5)に申請し全て採択されました。
 本事業は、「教育の質的転換」「産業界・他大学等との連携」「グローバル化」「プラットフォーム形成」などの改革に全学的・組織的に取り組む私立大学を重点的に支援するものです。本事業における採択は5年連続となります。
 本学の申請内容は以下のとおりです。

 ■タイプ1「教育の質的転換」
  全学的な体制での教育の質的転換(学生の主体的な学修の充実等)
 ■タイプ3「産業界・他大学等との連携」 
  産業界や国内の他大学等と連携した高度な教育研究
 ■タイプ4「グローバル化」 
  語学教育強化、国際環境整備、地域の国際化など、多様なグローバル化
 ■タイプ5「プラットフォーム形成」
  複数大学間の連携、自治体・産業界等との連携を進めるプラットフォーム形成

長友・国際学部准教授が国際学会で最優秀発表賞

 

 

 長友淳・国際学部准教授が1月2、3日、ドイツのミュンヘンであった国際学会「International Conference on Social Science and Economics (ICSSE)」で、最優秀発表賞を受賞しました。
 長友准教授は「毎年、ゼミ生と一緒に海士町(島根県隠岐郡)を訪れ、海士町の方々のお話を聞く機会を多く作っています。今回の研究発表もゼミ生と共に学んだ過程そのもの。海士町の方々やゼミ生に感謝しています」と振り返り、「これまで中間層の移動という軸で、オーストラリアへの日本人移住者と、海士町へのIターン移住を研究してきました。中間層の移動は、移住・定住プロセスの過程が複雑で、関連する領域も広いため、研究対象としてとても興味深いものがあります。今後もゼミ生たちと共に学びを深めていきたい」と語りました。

 受賞した発表のタイトルは、「Tourist Gaze in Visitation Tours: Social Interactions and Power Relations between Host and Guest in Ama-cho, Oki Islands, Japan」。自治体や教育の関係者が行う島根県隠岐郡海士町への視察旅行について、文化人類学的フィールドワークをもとに考察したものです。
 日本海に浮かぶ離島の隠岐郡海士町は、地域創生の成功事例として、メディアの注目を集めています。教育を中心にした地域創生、Iターン移住者の受入れ、大胆な財政改革や投資など、様々な取り組みを学ぶため、多くの視察旅行が行われています。

 文化人類学や社会学では、「まなざし」とは力の作用を伴い、それは権力関係の落差を生むと捉えます。視察旅行の文脈では、一般的にそれは「視察する側」が強いと考えられます。しかし、海士町の事例はこの一般論とは異なる様相を見せています。海士町は、件数増加の背景もあり、視察旅行を観光協会にアウトソーシングし、視察も有料化するなど、様々な工夫を重ねています。また、改革に取り組む方々の語りには、「中央」と「地方」を従属的で固定的な関係性として捉えるのではなく、関係性から生み出される何かを積極的に利用するという動態的な視点で捉える傾向があります。

 これらの点を、文化人類学の古典的視点である贈与交換論や現代的視点のポストコロニアル論をもとに考察し、視察する側とされる側の関係性や権力関係に変化が生じている点や、その動態性を明らかにしました。

巳波研究室が電子情報通信学会ネットワークシステム研究賞を受賞

 

 

 第34回情報ネットワーク・ネットワークシステム研究ワークショップが3月1日に開催され、理工学研究科の山崎強志さん(情報科学専攻M1年生・巳波研究室所属)と巳波弘佳教授(写真右)が電子情報通信学会ネットワークシステム研究賞を受賞しました。
 この賞は、電子情報通信学会ネットワークシステム研究会において行われた講演論文のうち、特に優秀であり今後の活躍が期待できると認められたものに対して贈られる賞です。
 受賞研究は「リンク故障確率を考慮した断続的リンク故障に対する復旧順序決定法」。大規模災害時における余震などによる再度の被災も考慮した適切な通信ネットワーク復旧計画策定法に関するものです。これを離散最適化問題として定式化し、数学的な性質を解明し、さらに有効なアルゴリズムを設計したことが高く評価されました。

理工学部生が優秀研究賞を受賞!リンク正常確率を考慮した信頼度の高いネットワークを実現する保護リンク決定法

 

 

 電子情報通信学会コミュニケーションクオリティ研究会主催「第5回コミュニケーションクオリティ基礎講座ワークショップ」が1月20日にあり、宇治槻(うじ けやき)さん(理工学部・情報科学科4年生(巳波研究室)が優秀研究賞を受賞しました。
 この賞は、優秀な研究発表を行った発表者に対して贈られる賞です。受賞研究は「リンク正常確率を考慮した信頼度の高いネットワークを実現する保護リンク決定法」(宇治槻・巳波弘佳)。ネットワーク全体の信頼性を向上するための設計法に関するもので、本研究では、これを離散最適化問題として定式化して数学的な性質を解明し、さらに有効なアルゴリズムを設計して数値実験によりその有効性を示しました。