あたたかな まなざしを「幼児期に大切にしたいこと」(2019年9月)

幼児期に大切にしたいこと

 皆さん夏休みいかがお過ごしでしたか。
2学期が始まりました。今月は、保育の原点に返って、「幼児期に大切にしたいこと」を共に考えてみたいと思います。

「愛されている自分」
 乳幼児期で大切なことは、子どもたち自身が「愛されている自分」を感じることです。
「できる」「できない」といった価値基準で子どもをみるのではなく、子どものありのままを受けとめてあげましょう。
 「オギャー」と生まれてきた時のことを思い出してください。いつもいつもは難しいと思いますが、その時の気持ちを忘れずに子どもに接してあげましょう。
 お子さまは、「ぼくだけのお母さん」「私だけのお父さん」でいて欲しいのです。ご兄弟姉妹がいると難しいですが、お子さまと二人きりで絵本を読んだり、お風呂に入ったり、買い物に行ったり、するなど、ご家族の協力を得てしてみてはいかがでしょうか。「愛されている自分」を実感できる時をつくってあげましょう。

「遊びの大切さ」
 幼児期の教育は環境を通して行われます。そして、幼児期の子どもたちの学びは、遊びを通してです。ですので、本園では子どもたちの育ちにあった環境を準備して、子ども自らが活動する「遊び」を大切にしています。
 「遊び」とは子どもたちの自発的な活動です。子どもにとって遊びは、自由な活動であり、楽しく、大人から言われてするのではなく自分から行い、そして、ワクワクしたり、ドキドキしたりします。「心」が動いています。
 やってみたいと思い、知りたいと思い、工夫したり、悩んだり、納得するまで主体的に遊びを繰り返すなかで、幼児期に育みたい、・学びに向かう力、人間性等 ・知識、技能の基礎
・思考力、判断力、表現力の基礎 などが育まれます。そして、小学校以降では、それらの基礎が教科等の指導により、成長していきます。

 2学期も子どもたち一人ひとりが主体的に遊べるように、「あたたかなまなざし」をそそいで、子どもたち、保育者と共に過ごしたいと思います。

(アウトドア派園長:あかぎ としゆき)