あたたかな まなざしを「薄着(半袖のすすめ)について」(2015年10月)

*あたたかな まなざしを*

薄着(半袖のすすめ)について

半袖・サッカー

 
 朝晩涼しくなり、登園時に長袖を着ている園児も見られるようになりました。

 人間は、外界の気温を手や足の表面が感知して、自然に体温を調整しています。つまり、オートマチックに暑い時には熱を外に出して体温を下げ、寒い時には熱の放出を抑えて体温を保とうとします。体温調節のメカニズムです。血管の収縮・拡張機能を育てることが大切なので、このような経験は、自律神経のバランスが発達することからも、幼少期に経験しておくことが重要だと言われています。
 少し涼しくなってきた初秋から中秋の移行期に、長袖を着ることは、体温調節のメカニズムから考えると、外界の温度(気温)をキャッチする部分を覆うことになります。覆ってしまうと、人間本来の適応と機能が働きにくくなります。

 涼しい時、寒い時、体温を維持しないといけない部分は体幹です。体幹部分が冷えないように衣服で覆うことが重要なのです。薄着(半袖)で過ごすことは、免疫系を刺激し、風邪をひきにくくする効果があるとも言われています。


 日中、子どもたちは園庭で遊びます。気温が上がることがありますので、長袖だと汗をかきます。登園時に涼しい場合は、半袖の上に薄手の長袖シャツを羽織り、幼稚園での活動中は半袖で過ごせるようにしてみましょう。
 体調が崩れている時は別として、涼しくなる今の時期、元気な時は少しずつ、血管の収縮・拡張機能を育てていく着方を試してみてはいかがでしょうか。

 今年も私はできるだけ半袖で頑張ります。
 

(アウトドア派園長:あかぎ としゆき)