園長から「植物だより」(2014年5月)

せいわようちえん・植物だより

~春の落葉~

 落ち葉というと秋から冬のイメージですが、じつは、常緑樹は4月から5月頃に落葉して、葉っぱも新旧交代となります。聖和幼稚園のある西宮・兵庫県は、照葉樹林帯(葉っぱがテカテカしている常緑樹)なので、一年中でこの時期の落葉が一番多いのです。クスノキ、シラカシ、アラカシ、ヤブニッケイ、ツバキ・・・これら照葉樹の多くは黄緑色の葉っぱを落葉させるのですが、よく見てみるとじつにきれいな模様が入っていることに気づくことでしょう。そして、その葉っぱをちぎると、感触、香り・・・と五感を通して大いに刺激を受けます。
 皆さんもこのような遊びの経験をしたことはないですか?
 葉っぱを意味もなくちぎって投げてみたり、葉っぱをつぶして色水を採ったり、葉っぱを折り曲げてパリパリと割ってみたり・・・など。自由に植物にふれられなくなってきた現在、子どもたちはこのような五感を大いに使う直接体験(基礎体験)がほとんどできなくなってきました。しかし、五感が一番鋭敏な・人生で一番心の動く時期に、このような直接体験をたくさんさせてあげたいものです。
 ぜひ、この春お子様と春の落ち葉を拾って、遊んでみませんか!
 
 

(植物大好き園長:いずはら だい)