園長から「植物だより」(2013年12月)

せいわようちえん・植物だより

クリスマスの植物

 本園もアドベント(待降節)に入り、ポインセチアやモミノキを飾ってクリスマスを待ち望む日々を送っています。他にもシクラメンやクリスマス・カクタス(シャコサボテン)、クリスマス・ローズ(ヘレボラス・ニゲル)西洋ヒイラギなどを飾って華やかな雰囲気を演出したりするのに使います。
 これらクリスマスに用いられる植物は、ご存知の通り日本の在来種でなく、外国から輸入されたもので各国のキリスト教の文化とともに親しまれ、その文化が日本にも伝播したものです。そういうことで、当然これらの植物は、日本のこの時期の気候にあったものではありません。日本に合わせた品種改良やバイオテックによって気候・環境にできるだけ馴染めるようにして我々の手元に届いております。しかし、これらのデリケートなクリスマスの植物は日本の冬の寒さに耐えられないものや乾燥に弱いものも多く、「せっかく買ってきたポインセチアがクリスマスまで持たなかった!」「水をしっかりあげたのにクリスマス・カクタスがすぐに枯れてしまった!!」などの声を聞くことが多いです。
 この冬にご購入される際は、ぜひ、水のやり方、置き場所などのことを園芸店によくお聞きになって、子どもたちとその特徴を知って大事に育ててください。
 ちなみに、クリスマスの植物といわれるものは、「緑」「赤」の色の葉っぱ・花・実のものが選ばれています。このカラーの意味は、緑は常緑の「永遠の緑・永遠の命」を象徴しており、赤は「キリストが十字架上で流された血」を表しています。

 

(植物大好き園長:いずはら だい)