園長から「植物だより」(2012年12月)

せいわようちえん・植物だより

野鳥を呼んでみよう!

 幼少の頃、家の庭に野鳥が飛んでくるのが楽しみでした。母が傷んだミカンを半分に切り、庭木の枝に刺しておくと、メジロにヒヨドリやジョウビタキなどが姿を現し、「エサを見つけた!」とばかりに忙しくついばんでいました。その愛らしい鳥を見て大喜びしたことを思い出します。また、朝、パンくずを撒いておくと、午前10時ごろに決まってハトがきて“ポッポッポッポ”と鳴きながら食べていたことも、喜びの記憶として心に残っています。

 聖和幼稚園の園庭も25年ほど前は、木がほとんど植えられておらず、野鳥などほとんど見られませんでした。ところが、園庭に草木を植えていくと自然とどこからかたくさんの野鳥がくるようになりました。野鳥は、食べた木の実の種を糞と一緒に落としていきます。そのようなことで、ここ25年間を見ていても、これも、あれも、と野鳥が落とした種から育った実生もたくさんあります。まさに、植物が育ち、そこに小動物が集まり、命の繋がりが広がる生態系がここにあります。

 この冬、そんな野鳥の観察を楽しんでみませんか!聖和幼稚園の園庭には、メジロ、シジュウカラ、ツグミ、カワラヒラ、オナガ、ムクドリ、ジョウビタキ、スズメ、ハト、キジバト、などの鳥がよく見られます。今だと、ナンテンやハクサンボクなどの赤い実をエサにたくさん飛んできます。
 子どもたちと、心に残る野鳥観察をぜひぜひ!

(植物大好き園長:いずはら だい)