保健だより(2012年9月)


園医より

2012年9月18日

 台風一過、秋は近づいてくるのでしょうか。それにしても暑い日が続きます。もうすぐ秋分、ということは夜の方が長くなるのに、気温30℃超えは変な感じです。「異常気象」という言葉は好きじゃないので(気象に「正常」はないと思っています)あえてその文言は使いませんが、季節感がずれてきていることだけは事実です。
 その中でも、朝晩の空気は少しずつ変わってきています。何となく秋を感じさせる風が、そよっと吹くことがあります。気持ちの中で秋を探しているので、余計にそんな雰囲気に敏感になるのかもしれません。しかし、窓を閉め切ってエアコン漬けの生活を送っていると、そんな風を感じることはできません。特にこどもは、小さい時に自然の風に触れておかないといわゆる「五感」が鈍るのではないでしょうか。
 これからさわやかな秋が来ます(来るはずです)。その秋を感じるために、出来る限り窓を開け放ち、秋の風、秋の香り、秋の色をこどもたちに感じさせてほしいと私は思います。その少しの経験が、こどもたちにとって将来大きな財産になることは間違いありません。
 

芦田 乃介 (関西学院 聖和幼稚園園医)