保健だより(2012年2月)

保護者の皆様へ

2012年2月7日

インフルエンザについて

インフルエンザが流行しています。今年の流行はここ数年では一番勢いがあります。予防接種を受けていても発病する例も多く、予断を許しません。まずは基本的な予防法、つまり「手洗い」「うがい」「栄養」「睡眠」を心がけたいところです。

ただ残念ながらインフルエンザにかかった場合、注意していただきたい点があります。タミフル、リレンザ、イナビル等の抗ウイルス剤を使った時のことです。これらのお薬を使うとすぐに熱が下がってしまうことがあります。でも、熱が下がっても病気は治っていません。体の中にウイルスは残っています。だから、すぐに登校や登園はしないでください。「熱が下がって2日経てば登園して良い」というのは、これらの薬を使わない場合の基準です。抗ウイルス剤を使用した時は、できれば5日間自宅で過ごすことをおすすめします。昨今インフルエンザが流行するのは、熱が下がってすぐに社会復帰してしまうことと関係していると思われます。いろいろな事情がおありかと思いますが、まわりへの感染を防ぐためにも十分な自宅療養をお願いします。

 

芦田 乃介 (関西学院 聖和幼稚園園医)