応用心理科学研究センター
K.G.
2026.09.29[研究活動・イベント]

第75回KG CAPSセミナー 10/28 日道俊之先生(高知工科大学)

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講演者:日道俊之先生(高知工科大学 経済・マネジメント学群)
日 時:2026年10月28日(水)17:00〜18:20
場 所:関西学院大学西宮上ケ原キャンパス F号館303教室
講演タイトル:安全性の知覚と時間的・社会的距離の横断との関連
要旨:
人は自身の未来を想像したり,他者の気持ちを理解しようとしたりするなど,現在における自分の視点(「いま,ここ」)から時間的・社会的に離れた対象について思考することができる。しかし,人の思考は「いま,ここ」にとらわれているため,「いま,ここ」から離れ,未来や他者へと視点を移すこと(時間的・社会的距離の横断)は容易ではない。どのような要因が「いま,ここ」から離れることを助け,時間的・社会的距離の横断を容易にするのだろうか?これまでの研究では時間的・社会的距離のそれぞれについて,その横断に関連する要因が検討されているものの,両者に共通する要因を検討した研究は多くない。本発表では,自身を取り巻く環境に脅威がないと認知すること,つまり安全性の知覚に着目し,安全性の知覚と時間的・社会的距離の横断との関連について検討した3つの研究を紹介する。具体的には,安全性の知覚と社会的距離の横断(共感性,マインド・リーディング),時間的距離の横断(未来思考),さらに時間的・社会的距離の双方の横断が重要となる持続可能性意識との関連を検討した研究について報告する。