柴垣 匡義さん(経済学部1年生)

[  2019年1月10日   更新  ]

インラインスケート世界選手権大会で準優勝

日本人初のメダリスト

   

 

 オランダのアーネムで7月に開かれたフリースタイルスケートの世界選手権大会に出場。個人・クラシックスラローム部門で準優勝し、シニアの部では日本人初となるメダリストとなった。また、9月に韓国の南原で開かれたアジア選手権大会では、同部門で優勝。世界を舞台に活躍している。

 クラシックスラロームは、靴の底に車輪が一列に並ぶインラインスケートを履いて、等間隔に置かれた小さなコーンの間を音楽に合わせて滑りながら、技の難易度やスケーティング技術などの表現力を争う競技。

 スケートを始めたのは5歳の時。インストラクターに簡単な技を教えてもらい、滑れるようになると楽しくて夢中になった。中学生になると、フィギュアスケートにも取り組み、姿勢やスケーティングの細かな技術を磨いた。「この時に身に付けた表現力が、世界で戦う支えになっている」と分析する。ひたむきな取り組みが結果にも現れ、2013年に出場した世界選手権ではジュニアの部で銅メダルを獲得した。

 今年5月に開かれた全日本選手権は、3月に負傷した左足の影響で途中棄権。世界選手権
への出場も危ぶまれたが、これまでの実績と真摯な取り組みが評価され、代表に選ばれた。けがを治した後、大会までの1カ月間で必死に練習した。

 決勝には「不安も大きかったが、今、自分が持っている技術で挑もう」と臨み、「ほぼ思い通り」の演技ができたという。「諦めずに頑張ってよかった。次の世界選手権では、もっといい色のメダルを取りたい」と笑顔を見せる。