応用心理科学研究センター

[ 編集者:研究推進社会連携機構       2018年10月29日   更新  ]

私立大学戦略的研究基盤形成支援事業:2010年度~2014年度

本プロジェクトの目的は、実証的心理科学の成果を産業界や広く社会へ積極的に発信する研究拠点を形成することです。特に、様々な事態でのインタラクションを評価するシステムを構築し、さらに遠隔地間コミュニケーションに関する基礎的知見を提供します。
これまで様々なモノ(ハードウェア)やコト(ソフトウェア)、システムや社会は、技術的あるいは制度的制約に基づいて作られてきました。これに対して本プロジェクトでは、心理科学の基盤に神経科学を据えることによって、心理科学を通して人間の原理を明らかにし、その結果として、より安全で健康なモノやコト、システム、社会を提案することができます。このようにして、本プロジェクトの研究成果は「安全で健康な社会」の実現に向けて大きな役割を果たすことになります。

母体となる組織

応用心理科学研究センター

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研究プロジェクト名

心理科学を基盤とするインタラクション評価システムの開発と応用

代表者

片山 順一(文学研究科 教授)

研究者

三浦 麻子(文学研究科 教授)
佐藤 暢哉(文学研究科 准教授)
松見 淳子(文学研究科 教授)
桂田恵美子(文学研究科 教授)
成田 健一(文学研究科 教授)
中島 定彦(文学研究科 教授)
小野 久江(文学研究科 教授)
大竹 恵子(文学研究科 准教授)
八木 昭宏(応用心理科学研究センター 客員研究員)

研究目的・特色

本プロジェクトの目的は、実証的心理科学の成果を産業界や広く社会へ積極的に発信する研究拠点を形成することである。本プロジェクトでは特に、複数の人が相互作用している事態での生理反応や、言語的・非言語的行動データを計測・分析する技術を開発することにより、潜在的な認知過程や急激な情動変化をも対象とするインタラクション評価システムを構築する。また、触覚での環境との相互作用も含めることにより、遠隔地間コミュニケーションに関する基礎的知見を提供する。
従来、様々なモノ(ハードウェア)やコト(ソフトウェア)、社会は、技術的あるいは制度的制約に基づいて作られてきた。これに対して本プロジェクトでは、心理科学の基盤に神経科学を据えることにより、心理科学を通して人間の原理を明らかにし、その結果として、より安全で健康なモノやコト、社会を提案することができる。すなわち、本プロジェクトの研究成果は、「安全で健康な社会」の実現に向けて大きな役割を果たすことになる。

期待される効果

国際的に最先端レベルで、かつ神経科学に基づく実証科学的な心理科学研究を基盤として得られる知見や技術は、最先端のモノ作りに限らず、インターネットなど新しい媒体によるコミュニケーション場面や教育・臨床・ヘルスケア現場などにも貢献する。特に複数の人が相互作用している事態での生理反応や非言語的行動データの計測技術により、(1)意識的にコントロールされた行動だけでなく意識されない潜在的な心的過程の活動をも捉えうる技術の開発、その応用としての、(2)日常場面における多様なインタラクションの評価手法の開発、 そして、(3)遠隔地間コミュニケーションにかかわる基礎的知見の蓄積や、その効果的なあり方に関する提言、が産業界に還元しうる効果として期待される。さらに、これらは教育・臨床現場でのエビデンスに基づく支援プログラムの開発やヘルスケア場面でのヘルスプロモーションの実践にもつながる。