[ 編集者:産業研究所   2022年12月22日 更新 ]

2022年12月13日 駐日欧州連合代表部訪問ツアー

日時:2022年12月13日(火)
訪問先:駐日ラトビア共和国大使館および駐日欧州連合代表部
引率・コーディネーター:ホルガー・ブングシェ教授
参加人数:14名

2019年より毎年実施している駐日欧州連合代表部訪問ツアーは、新型コロナウイルスの影響により過去2回はオンラインでの開催でしたが、2022年度は3年ぶりに東京で実施することができました。また、駐日ラトビア共和国大使館も訪問させていただきました。

● 駐日ラトビア共和国大使館訪問
駐日ラトビア共和国大使館では、ズィグマールス・ズィルガルヴィス特命全権大使、アンジェイス・カシェヴスキス氏をはじめ、外交官や職員の方々からアットホームなお迎えをいただきました。
初めにラトビアの地理や歴史、そして人口や言語、国民性など現在の社会概況についてご紹介がありました。ロシアと国境を接する一国として、ロシアのウクライナ侵攻についてもお話しがありました。
外交官の方々とのディスカッションに多くの時間をいただき、活発な議論が行われました。

● 駐日欧州連合代表部訪問
テーマ:「EUサーキュラー・エコノミー・アクション・プラン」
駐日欧州連合代表部では、通商部のネヴェナ・マテエヴァ一等書記官から、「欧州グリーンディール」について説明があり、その柱であるサーキュラー・エコノミー(循環型経済)についてレクチャーしていただきました。さらにヨーロッパにおけるエネルギーのロシア依存への対応についてもお話しがありました。
続いて、政治・広報部、学術協力担当のリチャード・ケルナー氏から、EUの教育助成プログラム「Erasmus+(エラスムス・プラス)」についてご説明があり、EUからの奨学金を受けてヨーロッパへ留学できるプログラムをご紹介いただきました。

参加学生からは、「個人では入ることができない大使館やEUの機関を訪問できてよかった」、「大使や外交官の方々からお話しをうかがい、直接質問ができる機会を得られて、大変良い経験になった」という感想が多く寄せられました。