いじめ防止基本方針

2014年5月1日 関西学院中学部

(1)関西学院中学部は、国の「いじめ防止等のための基本的な方針」及び、兵庫県の「兵庫県いじめ防止基本方針」を尊重し、いじめ防止等に対する最大限の努力を行う。

(2)関西学院中学部は、創立以来のキリスト教主義による建学の精神を重んじ、「感謝・祈り・練達」の教育理念に基づいて、感謝の思いを忘れない豊かな感性と、人の命の重さを尊重し、人の痛みをわかろうとする謙虚な美しい心を身につけた人間の育成を使命とする。

(3)関西学院中学部は、いじめを許さない徹底した教育姿勢を貫き、生徒たちの居場所を大切にして、生徒たちが安心して学校生活を過ごせるように努める。

そのために、以下のことを実践する。

①クラスや集団の中で、お互いが、心を開いて挨拶をすることから一日の活動が始まることを基本とし、一人一人の生徒たちが仲間に認められ、大切にされ、必要とされている実感が持てるよう、いじめを許さない土壌づくりを心掛ける。

②すべての生徒たちが、お互いの心の響きに耳を傾けられ、気品と規律をもって毎日のすべての授業や行事に、誠実に主体的に取り組めるよう配慮、指導する。

③毎日必ず行う礼拝での講話や、授業を通じて、豊かな感受性と人権尊重の精神を育む教育を実践する。

④課外活動やキャンプ、その他の学校行事を通して、共に力を合わせ、お互いを思いやる人間関係の大切さや、人間の命の尊さを学ぶ経験を大事にする。

⑤以上の実現のために、教員は常に生徒の行動に関心を持ち、できる限りの時間、学業や部活動は勿論、休み時間や終礼後の清掃時など、生徒たちと共に過ごすよう心掛ける。

⑥万一、人権を侵害するような問題が起こった場合は、生徒指導部とカウンセリング委員会が、学年や家庭と協力して、迅速に誠実に解決を図る。日頃から、大人との信頼関係をしっかりと築き、生徒たちが安心して相談しやすい環境づくりを心掛けておく。
 

以上