講演会報告書

[ 編集者:産業研究所       2014年6月11日 更新 ]

<EUIJ関西>EUIJセミナー『立憲主義とEU』報告

EUIJ関西では、エディンバラ大学法学部名誉教授のサー・デイビッド・エドワード先生(Professor Sir David Edward)をお迎えし、EUIJセミナーを開催しました。同氏は、スコットランドで弁護士として活動された後に、1992年から12年間、欧州司法裁判所判事を務められました。このたびのエドワード先生のセミナーのタイトルは、「立憲主義とEU」。現在のEUの機能と構造は、立憲主義(constitutionalism)と相容れるものであるか、という問を立て議論が展開されました。EUはその基本条約の中で個人の権利を認め重視している。一方で、EU法と加盟国国内法との緊張関係や欧州議会選挙における一票の格差の問題などの存在を示し、EUは主権国家レベルでの立憲主義にあてはまらないと指摘。EUという政体を法学の観点から見ると、欧州合衆国(United States of Europe)ではないものの、諸国家からなる欧州(Intergovernmental Europe of States)以上のものである、との見解を示されました。セミナー後半では講師と参加者との活発な意見交換がなされました。(2013年04月08日)

参加者数 21名

サー・デイビッド・エドワード氏講演会報告書 [ 1019.00KB ]PDFファイル

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