2018.05.17.
2018年度第1回先端研セミナー【6/13(水)開催】

先端社会研究所では、2018年度第1回先端研セミナーを開催します。

【題目】:AIはどのような時代をもたらすのか?
     ――価値理論と近代化論から考える
【講師】:柴田 悠 氏(京都大学大学院 人間・環境学研究科 准教授)
【日時】:6月13日(水) 13:30~15:00
【場所】:先端社会研究所 セミナールーム(西宮上ケ原キャンパス 社会学部棟3階)

参加無料、事前申込の必要はありません。みなさまのご参加をお待ちしております。

【概要】
本講演では、AI(人工知能)が社会にもたらす総体的な影響を、価値理論と近代化論の観点から考察する。リースマンの価値理論をヒントにしながら、ギデンズの近代化論を再考する。後者の近代化論では、人々の「専門家システム(技術成果と専門知識)への信頼」は、近代社会の基盤であり、「アクセス・ポイント」(代理者との接点)の経験によって支えられているとされる。しかし深層学習型AIは、その設計者にさえ「リアルタイムの学習過程(特徴量の定義)」が不可知であるため、代理者がおらず、アクセス・ポイントが成立しない。このことは近代社会に根本的な変質をもたらすが、それがどのような変質なのかを「資本主義と不可知性」の観点から考察する。

2018年度第1回先端研セミナー [ 431.59KB ] PDFリンク

一覧に戻る