2017.06.19.
「中国民間芸術:剪紙(切り紙細工)」作品展開催中

「中国民間芸術:剪紙(切り紙細工)」作品展

【日時】:2017年6月19日(月)~6月30日(金)
【場所】:関西学院大学大学図書館前エントランスホール

 中国の剪紙は、2009年にユネスコの「無形文化遺産」に登録された伝統的な民間芸術であり、ハサミやナイフを用いて自在に紙を切ることによって、花や動物などの図案を創作します。そこで創作される図案とは、民衆の社会認知・道徳観念・生活実践・理想などの表現であり、重要な社会的価値を持つ文化であると考えられています。
 この度の作品展では、芸術人類学者で自身も表現者である中国渤海大学副教授の于富業氏(現在は関西学院大学社会学部客員研究員)による作品や解説を展示します。伝統的な十二支や「嬷嬷人」と呼ばれる中国北方満州族特有の祖霊の象徴などが、「切る」・「刻む」・「ちぎる」といった技法を用い、単色または複数の色紙を組み合わせることによって創作されます。それぞれの作品には、鋸の歯紋様・水滴紋様・三日月紋様・柳葉紋様・ヨモギ紋様など、剪紙独特の象徴記号が大量に用いられており、これらを複雑に組み合わせることによって、民間のさまざまな事象が表現されるのです。

 剪紙の芸術的な形式美や色彩美をどうぞお楽しみください。


【作者紹介】
于富業(ユー、フーイエ)
中国渤海大学芸術メディア学部副教授(関西学院大学社会学部客員研究員)
芸術学博士、研究領域は剪紙研究、文化遺産保護、美術史論

「中国民間芸術:剪紙(切り紙細工)」作品展 [ 2.96 MB ]PDFリンク