2017.03.10.
「グローバル社会におけるデモクラシーと国民史・集合的記憶の機能に関する学際的研究」ワークショップ【4/6(木)開催】

「グローバル社会におけるデモクラシーと国民史・集合的記憶の機能に関する学際的研究」ワークショップが開催されます。

【題 目】:The Thousand and One Borders of Iran: Travel and Identity
【報告者】:ファリーバー・アーデルハーフ(Fariba Adelkhah)氏
【日 時】:4月6日(木)14:30~16:00
【場 所】:先端社会研究所セミナールーム(社会学部棟3階)

【概 要】:
 パリ政治学院研究主任アーデルハーフ氏は、講演会と同名の近著『イランの千と一の国境 旅とアイデンティティ』(Routledge, 2016)で、旅を社会実践ととらえ、ナショナル・アイデンティティの構造において「ディアスポラ」や「周縁」といったものがいかに重要な位置を占めるかを指摘されました。商人や労働者、学生、宗教者、官吏、専門家、亡命者などの旅を追跡し、イラン本国やドバイ、東京、ロサンジェルスなどのイラン人共同体の現地調査を行うなかで、イランの歴史や社会の複雑さが明らかにされ、さらにグローバル化が進行する世界における国境を越えた関係の場への注目を通じて、イラン・イスラーム共和国が再生産してきた国家イデオロギーの説明とは異なるイラン社会の発展が示されています。
 今回の講演では、同書の内容によりながら、アーデルハーフ氏の研究の一端を紹介していただきます。年度初めの慌ただしい時期ですが、ぜひご参集下さい。

【主 催】:日本学術振興会・課題設定による先導的人文学・社会科学研究推進事業「グローバル社会におけるデモクラシーと国民史・集合的記憶の機能に関する学際的研究」
【共 催】:関西学院大学先端社会研究所「文化表象班」

2017年度ワークショップ [ 3.67 MB ]PDFリンク