2015.05.01.
2015年度先端社会研究所「大学院教育支援事業」リサーチコンペ募集

2015年度先端社会研究所「大学院教育支援事業」リサーチコンペ募集

2015年度先端社会研究所「大学院教育支援事業」
リサーチコンペ 募集要項

先端研2015リサーチコンペ申請_計画書.xls [ 44.00KB ]Excelリンク

1.本事業の趣旨

先端社会研究所が取り組む「大学院教育支援事業」の一環として、全研究科大学院生・研究員を対象に、先端社会研究所が取り組む「他者問題」∗ に関して、将来の可能性が期待される「優れた先端的な研究」を募集する。そして、採択者(個人、もしくは数名のグループ)に対しては、一定額の研究助成を行い、当該研究のより一層の発展を支援し、研究者の養成を図る。

2.応募期間

2015年5月1日(金)~6月1日(月)16:30(時間厳守)

3.応募方法および採択決定までの流れ

1)応募
「2015年度 先端社会研究所<リサーチコンペ> 研究計画申請書」【様式1、2】に必要事項を記入のうえ、先端社会研究所事務室に提出。英文での申請可。
申請書は、先端社会研究所HP(http://www.kwansei.ac.jp/i_asr/index.html)よりダウンロード。
 
2)書類審査
「2015年度先端社会研究所リサーチコンペ審査委員会」において、次の評価ポイントにより書類審査を行い、「5)プレゼンテーション」に進む課題を選考。
①先端性 ②親和性 ③計画性

3)リサーチコンペウィーク
2015年6月15日(月)~20日(土)をリサーチコンペウィークとし、「研究計画申請書」を先端社会研究所ホームページにて公開する。

4)プレゼンテーション
書類審査を通過した応募課題について、公開でプレゼンテーションを実施する。
 開催日 2015年6月20日(土)
 場 所 先端社会研究所セミナールーム(社会学部棟3階)

5)採択決定
書類審査およびプレゼンテーションを通じて、先端社会研究所が取り組む「他者問題」に関して、「優れた先端的な研究」としての将来的な成果が期待される研究計画を採択する。

4.応募資格者

2015年度の時点における関西学院大学各研究科所属の大学院生ならびに大学院研究員・研究科研究員

5.助成内容と採択件数

個人研究の場合は1件につき20万円、共同研究の場合は1件につき40万円をそれぞれ上限とする。採択件数は、2015年度予算枠80万円の範囲内で決定する。
※なお、本制度による助成は、主として調査・研究活動に必要な経費を対象としているため、設備・備品等の購入は原則として認めない。

6.助成年限

2015年度内(研究期間:採択通知日~2016年3月31日)

7.申請書提出期限/提出場所

2015年6月1日(月)16時30分/社会学部棟3階 先端社会研究所事務室
※なお、提出時に学生証(研究員証)にて本人確認を行います。

8.採択決定通知 

2015年6月24日(水) 申請者宛にEメールにて通知します。

9.研究成果の公表

本制度に採択された者は次のとおり研究成果を公表しなければなりません。
①「中間報告」の提出
 先端社会研究所紀要(2015年度発行予定分)に掲載されます。
②「研究成果報告書」(研究所所定様式)の提出
2016年4月末日までに提出してください。なお、研究成果報告は一括して先端社会研究所
のホームページに掲載します。
③「リサーチコンペ報告会」(2016年5月頃開催予定)での報告
④「先端社会研究所紀要」(2016年度発行予定分)への投稿

10.問い合わせ先

本募集に関する問い合わせは、全てEメールにて受け付けます。
問い合わせ先メールアドレス: asr@kwansei.ac.jp
 

以上

∗「他者問題」とは

 情報コミュニケーション技術の発達、人的移動の増加、資本主義の世界的拡大は、国・地域・集団の境界内に留まっていた人、モノ、サービス、情報等が接触する機会を爆発的に増加させています。これは、人種・エスニシティ、宗教、ジェンダー、セクシュアリティ、階級・階層など身体的、文化的、経済的、社会的に異なる(と考えられる)ものが「他者」として包摂、排除、支配される場の拡大をもたらします。他者問題とは、2つ(以上の)の集団や社会が接触する、あるいは1つの集団や社会内に亀裂が生じて起こる問題で、そこでは互いを理解不可能な「他者」として見る傾向が高まります。と同時に、異なる集団間の境界に位置するためどちらからも「他者」とみなされる人々や集団が生まれます。多くの場合、他者問題のもとでは抑圧や排除を通じた暴力が発揮されがちです。
「他者」をめぐる境界は明確に決められたものでなく、紛争や災害の発生に伴って、突発的に「他者」が生み出されたり、あるいは逆にそれまで「他者」として排除されていたものが「わたしたち」の一部に組み入れられたりする場合もあります。こうした「他者」の生成の社会的プロセスを明らかにすることが、先端的な社会研究には求められています。