2014.09.22.
2014年度第2回先端研セミナーを開催します。[10/29]


日時:2014年10月29日(水)15:30~
場所:先端社会研究所セミナールーム(関西学院大学上ヶ原キャンパス 社会学部棟3階)
報告者:谷 富夫 氏(甲南大学文学部社会学科教授)
題目:「都市とエスニシティ――人口減少社会の入口に立って」

概要:
 この30年近く、日本でも数多くのエスニシティ研究がなされ、次第にテーマが結晶化するのを私たちはリアルタイムで眺めてきた。「外国人とコミュニティ」、「外国人労働者問題」、「日本人の対外国人意識」、「在留外国人政策」、「エスニック・ビジネス」、「エスニック文化」などである。セミナーでは、このうち都市社会学が比較的熱心に取り組んできた前三者を取り上げ、これまでの研究をふりかえるとともに、将来の方向性を展望したい。
 日本は今、人口減少社会の入口に立って、移民や外国人労働者の問題がいよいよ切迫感を増している。社会学もこれまで、この問題を巡ってはかなり厳しい意見の対立を経験してきたが、研究の現段階においては対立する意見のどれひとつも無駄にせず、それらを止揚する大きな分析枠組みの構築こそが将来を益するに違いない。

報告者紹介:
1951年、北海道生まれ。専門は、都市社会学、民族関係論、宗教社会学。九州大学文学部哲学科社会学専攻卒、同大学院文学研究科博士後期課程中退。博士(文学、九州大学)。大阪市立大学等をへて、2011年より甲南大学文学部社会学科教授、大阪市立大学名誉教授。関西社会学会・日本都市社会学会会長。主な著書に、『大阪猪飼野フィールドワーク――民族関係の都市社会学』(2015年刊行予定)、『持続と変容の沖縄社会』(共編著、2014年)、『民族関係における結合と分離』(編著、2002年)、以上いずれもミネルヴァ書房刊、『聖なるものの持続と変容』(恒星社厚生閣、1994年)、『過剰都市化社会の移動世代――沖縄生活史研究』(渓水社、1989年)など。

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