叢書 「排除と包摂」を超える社会理論3

[ 編集者:先端社会研究所   2017年5月18日 更新 ]

関根康正・鈴木晋介編『南アジア系社会の周辺化された人々――下からの創発的生活実践』が明石書店より出版されました。

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先端社会研究所の叢書 「排除と包摂」を超える社会理論3『南アジア系社会の周辺化された人々――下からの創発的生活実践』が出版されました。同書の主な内容、執筆者、書誌情報等をご案内致します。

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本書の主な内容

「排除」と「包摂」の二元論的思考を超え、「排除型社会」とは異なる社会のあり方を構想する本叢書の第三巻は、インド、ネパール、スリランカなどの南アジア社会および欧米の南アジア系移民社会を対象に、周辺化された人々の生活実践の創発力に注目する。

編者

関根康正・鈴木晋介

目次

序章 社会的排除の闇を内在的に読み替える[関根康正/鈴木晋介]
第1章 イギリスにおける「アジア系」市民の政治参加[若松邦弘]
第2章 ブリティッシュ・エイジアン音楽の諸実践における「代表性」と周縁化
    ──サブ・エスニシティの観点から[栗田知宏]
第3章 インド系英語作家にみる排除と包摂──ジュンパ・ラヒリを事例に[鳥羽美鈴]
第4章 コロニアル・インドにおける「美術」の変容──神の表象をめぐる「周辺」からの抵抗[福内千絵]
第5章 ネパールにおけるカーストの読み替え──肉売りを担う人々の日常と名乗りのポリティクス[中川加奈子]
第6章 ネオリベラリズムと路傍の仏堂──スリランカの民衆宗教実践にみるつながりの表現[鈴木晋介]
第7章 下からの創発的連結としての歩道寺院──インドの路上でネオリベラリズムを生き抜く[関根康正]
結章 「社会的排除と包摂」論批判──ネオリベラリズムの終焉にむけて[関根康正]

発行所

明石書店
初版第1刷 2017年4月28日
定価:本体3,800円+税