叢書 「排除と包摂」を超える社会理論1

[ 編集者:先端社会研究所   2017年5月18日 更新 ]

荻野昌弘・李永祥編『中国雲南省少数民族から見える多元的世界――国家のはざまを生きる民』が明石書店から出版されました。

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先端社会研究所の叢書 「排除と包摂」を超える社会理論1『中国雲南省少数民族から見える多元的世界――国家のはざまを生きる民』が出版されました。同書の主な内容、執筆者、書誌情報等をご案内致します。

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本書の主な内容

「排除」と「包摂」の二元論的思考を超え、「排除型社会」とは異なる社会のあり方を構想する本叢書の第一巻は、西欧的知の埒外にある中国雲南省の少数民族に焦点をあて、現地調査により新たな社会理論の構築を提示し、社会学のパラダイム転換をはかる。

編者

荻野昌弘・李永祥

目次

第1章  国境のなかで生きるひとびと、国境を知らざるひとびと[荻野昌弘]
第2章  小盆地と山上──雲南省新平県における民族と地理、およびその社会的変遷
    [李永祥/翻訳:村島健司]
第3章  ある山上の少数民族村落の変貌──竹園村1996~2015[荻野昌弘/村島健司]
     コラム1 雲南と少数民族を見る視線──笑顔と投げ槍[佐藤哲彦]
第4章  小盆地の都市再開発──新平県県城・戛洒と「文化」の創出[荻野昌弘/村島健司/林梅]
     コラム2 新平県城老街[西村正男]
第5章  中国の民族、エスニック・グループと民族識別[李永祥/翻訳:宮脇千絵]
     コラム3 雲南における〈葛藤を生じない多文化関係〉[金明秀]
第6章  錯綜する民族境界──中国雲南省のタイ族の観光化を事例として[林梅]
第7章  永遠の聶耳──そのメディアとの関わり[西村正男]
終章   他者を見よ──グローバリゼーションを超えて[荻野昌弘]

発行所

明石書店
初版第1刷 2017年4月28日
定価:本体3,800円+税