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2016-18年度共同研究 研究計画

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[ 編集者:先端社会研究所   2018年5月10日 更新  ]

ソーシャル・ディスアドバンテージ班

ソーシャル・ディスアドバンテージの社会的構成とその支援実践に関する研究

 本研究課題は、いまだ周縁化されている人びと(ソーシャル・ディスアドバンテージ)──LGBT、障害者、難病患者、薬害被害者、ホームレス、薬物依存者、特定労働者、部落差別、エスニック・マイノリティ等──をめぐり、その社会的構成過程と維持過程を「ナショナルなもの」の創出という観点から分析する。さらにそれに対する支援実践のなかで周縁化カテゴリー間の確執などの諸問題を記述し、これを上記の分析結果から捉え直すことで、現代的な支援活動の可能性を検討する。最後に、以上を再帰的に捉え返し、周縁化とそれに対抗する支援実践全体を、後期近代社会の適応問題として理論的に検討する。

メンバー

代表者:三浦 耕吉郎(社会学部・教授)
班員:
 【研究員】
 佐藤 哲彦(社会学部・教授)
 金 明秀(社会学部・教授)
 白波瀬 達也(桃山学院大学社会学部・准教授)

 【客員研究員】
 前田 拓也(神戸学院大学現代社会学部・准教授)

 【専任研究員】
 伊東 未来(先端社会研究所)

文化表象班

文化の国際移動と表象の政治

 本研究は国境を越えて移動する表象文化を分析対象とする。人が出身国と受入れ国との狭間に置かれながらこれを乗り越えようとする力学が働くように、表象文化をめぐっても、その受入れ国、地域に根付いた文化との間で巧妙な折衝が確認できると想定される。これに着目することで、移動する対象の取捨のみならず、移動の方向性や反復性を左右していると想定される政治力学を明らかにする。世界の諸文化を事例として、その担い手が特定の国民には限られないという前提に立脚したうえで分析を進める。そのうえで、文化とその新たな担い手との「接続の諸相」を明らかにする。

メンバー

代表者:鳥羽 美鈴(社会学部・教授)
班員:
 【研究員】
 島村 恭則(社会学部・教授)
 荒山 正彦(文学部・教授)
 大石 太郎(国際学部・教授)
 
 【客員研究員】
 若松 邦弘(東京外国語大学・教授)

 【専任研究員】
 ハサン イードゥル(先端社会研究所)

食研究班(~2017年度)

「フードスケープ」から見るグローバル化

 グローバル化が進む世界において、その派生現象まで含め、理論的、メカニズム的な水準で理解を深めることが、社会科学全体の大きなテーマになっている。グローバル化については、主として「新自由主義」に対するリアクションとして現代の世界を捉える理念的な理解と、政治学・経済学を中心とした実証的な実態把握の間で乖離が生じ始めている一方、現実に即したメカニズムの解明、モデル化は進んでいない。
 他方で、この課題に向き合うには、取り上げなければならない要素が無数に存在するという問題もある。GDPの増大、人口構造、産業構造、民主主義体制の広がりといったマクロな指標から、価値意識に関わるものや、先端的であるために量的には把握できないような事例まで、扱う幅は広い。こうした課題に対応すべく、本研究班では広く「食」に関わるテーマを切り口としつつ、それを入口にして研究を進めていきたい。
 特に、生産過程の複雑化により、産地と加工地と消費地がそれぞれ異なるようなケース、多国籍企業による食流通の寡占といった現代的な事象に対して、日本を含む先進社会がどのように対応しているのかといった論点など、今世紀に入ってからより重要性を増した問題は多い。これらの問題にひとつひとつ取り組みながら、中長期的な目標として、冒頭に掲げた理論的・メカニズム的な理解を深めていきたい。以上が、本研究テーマの趣旨である。

メンバー

代表者:鈴木 謙介(社会学部・准教授)
班員:
 【研究員】
 高原 基彰(社会学部・准教授)
 奥村 隆(社会学部・教授)
 山田 真裕(法学部・教授)
 
 【客員研究員】
 柴田 悠(京都大学・准教授)
 富永 京子(立命館大学・准教授)

グローバル化とモビリティ班(2018年度~)

グローバル化がもたらす流動性の高まりの影響に関する社会学的研究

 前年度まで行われていた「食研究班」の研究活動において、研究会および学会での議論、交流から、食とグローバル化をとりまく現状はより広く「モビリティ」の問題として捉えられるべきだという見通しに至った。その経緯を踏まえ、食のみならずグローバル化とモビリティの問題について検討する形に研究プロジェクトを発展させるというのが、本研究プロジェクトの趣旨である。
 研究会の活動内容は、主として以下の3点になる。まず、学術講演(先端研セミナー)の開催。先端的で、分野としての研究のまとまりが薄い本プロジェクトの研究課題は、専門家を集めて研究を進めるという段階にいまだない。そこで様々な領域から講師をお招きして、本プロジェクトのテーマに関わりそうなトピックについて専門的な見地からお話しをうかがい、プロジェクトメンバーとの対話を通じて研究の見通しを深めるとともに、講演を一般にも公開し本プロジェクトの研究を社会に還元することにしたい。この活動には全メンバーが関わる。
 また研究代表と研究補佐員を中心に、本プロジェクトのテーマに関わる学会報告、投稿論文執筆を行うべく、定期的に研究会を開催し、研究成果の発表へとつなげることも行う。研究会は大学院生、学部生も含めたゆるやかなメンバーシップで構成され、研究成果の生成だけでなく、その社会還元も視野においたものとする。

メンバー

代表者:鈴木 謙介(社会学部・准教授)
班員
 【研究員】
 立石 裕二(社会学部・教授)

 【研究補佐員】
 笹部 建
 智原 あゆみ

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