関西学院125周年記念キリスト教音楽コンサートを開催しました

2014.05.16

125周年記念キリスト教音楽コンサート

レーナ・マリア コンサート

 5月16日(金)、高中部礼拝堂におきまして、春季宗教運動キリスト教音楽コンサートを開催いたしました。
 今年度は関西学院創立125周年を記念し、高等部全生徒ならびに教職員・保護者総勢1,100名で、世界的にご活躍なさっておられるレーナ・マリア氏をお迎えしました。
 レーナ・マリア氏は身体的なハンディを抱えながら、1988年ソウルパラリンピックにスウェーデン代表競泳選手(背泳ぎ・自由形)として出場され、その後は活動の場を新たに、クリスチャン・アーティストとして世界各地で公演なさっています。
 親日家として知られるレーナ・マリア氏。今回のコンサートでは、日本でもなじみの深いポップスから讃美歌、そして日本への愛を綴った「Japan In My Heart」まで、日本語・英語・スウェーデン語で披露くださいました。
 神の加護、そしてご家族の深い愛情のもと過ごされた幼少期から、活発な活動をなさっている現在までを語り、ハンディを超えた人と人との繋がりの中にある生活の豊かさを高等部生に示してくださいました。

コンサート風景

プロフィール

レーナ・マリア氏

1968年 スウェーデン中南部のハーボ村に生まれる。
    障害のために、出生時から両腕がなく、左脚が右脚の半分の長さだった。
    両親(母アンナ、父ロルフ)の元で育てられる。
1986年 世界選手権大会出場。金メダル2つ獲得。
1987年 ヨーロッパ障害者水泳選手権大会出場。金メダル4つ獲得。
1988年 ソウルパラリンピックに出場し、背泳4位、自由形5位、平泳ぎ6位入賞する。
    その後、音楽で生きることを決意し、水泳選手をやめる。
    彼女のドキュメンタリー番組「目標に向けて」がヨーロッパ各地でテレビ放映され、
    高視聴率。大きな反響を呼ぶ。
1991年 テレビ朝日「ニュースステーション」でレーナのドキュメンタリー番組が放映される。
    その後、ニュースステーションに出演。
1995年 ビョーン・クリングヴァルとストックホルムで結婚。
1998年 長野パラリンピック(冬季)の開会式で歌う。
1999年 大分国際車いすマラソン大会の開会式で歌う。
    小学館学習まんが人物館『レーナ・マリア』発売
2001年 「徹子の部屋」出演(12月25日)
2002年 「24時間テレビ25」『母さん負けないで!!幻の金メダルをかけて』出演(8月18日)