GGP2年生「イノベーション・プログラム」活動報告

[ 2019年2月15日 更新 ]

  概要・目的:主にアメリカの大学(スタンフォード大学など)で実施されている「イノベ
        ーション・プログラムに学年全体で取り組む。自分自身のタイプを自覚しつつ
        グループでの課題活動に参加し、各自のイノベーション力を向上させる。
  対象生徒:GGP2年生全員
  活動時期:主に1学期に活動

GGP2年生による「イノベーション・プログラム」を実施しました

GGP2年イノベーションプログラム1

 2年生全体で行う今年度のGGP活動として、主にアメリカの大学で実施されているイノベーション・プログラムに取り組みました。今回はアメリカのデボノ教授が提唱した「シックスハットプロジェクト」と日本の坪田信貴氏が発案した「9タイプ診断」を組みあわせ、日本人型のタイプ類別を作成しました。「完璧主義者」「献身家」「芸術家」「統率者」「奉仕者」「調停者」の6タイプに分け、この活動を通して各自のイノベーション力を向上させることを目標に、自身のタイプを自覚しつつグループで課題に取り組みました。

GGP2年イノベーションプログラム2

 生徒たちは、アメリカの有名大学の入試(入社)試験やフランスのバカロレア、あるいは外国に流布されている「なぞなぞ」などを解くことによって、日本人とは違う感性や価値観、発想力を実感したようです。日常的に自分の適性やタイプを自覚しながら問題に取り組んだり、他者の適性やタイプを認識して接したりする機会が少ないため、まず互いのタイプを知り合うという作業自体が、生徒たちにとって大変興味深いものとなりました。またイノベーション問題をクイズ形式で提示したため、生徒達はゲームに挑戦するような感覚でプログラムに取り組むことができ、積極的に楽しみながら課題に取り組むことができました。

GGP2年イノベーションプログラム3

 タイプ診断は適性診断と結びつけることができ、将来の職業適性判断にも役立てることができます。また、海外の大学や企業で要求されるグローバルな発想や思考というものは、必ずしも日本人に適しているものとは限らず、日本独自の伝統的な感性や価値観というものともタイアップしている必要があります。

GGP2年イノベーションプログラム4

 一方でイノベーション力は、閉塞した状況に対して課題を解決していく能力ひいては生きていく力とも結びついていくもので、イノベーション力をつけておいた方がより豊かに社会の中で生きていける可能性が高まるともいえます。今回のような活動が一過的なもので終わらず、平素の授業などにおいてもイノベーション力を高めるような課題に取り組むことが求められるでしょう。今後さらに日本人にも要求されるようになる課題解決能力を習得することや、すでに世界各国の学校や企業で先んじて要求されているであろう能力を想定し、その能力を獲得していくためには何が必要であるかを考察する機会を持つことができました。