第12回全日本高校模擬国連大会 参加報告

[  2019年1月22日   更新  ]

日時:2018年11月17日(土)~18日(日)
会場:国際連合大学本部
主催:グローバル・クラスルーム日本委員会、公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター
参加生徒:GLP2年生 上田桃子・中島小都葉


 

第12回全日本高校模擬国連大会に参加しました

模擬国連大会1

11月17日(土)~18日(日)にかけて、グローバル・クラスルーム日本委員会および公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター主催の全日本高校模擬国連大会が国際連合大学本部にて開催されました。この大会は、未来の国際社会に指導的立場から貢献できる人材を育成・輩出することを目的に毎年開催されています。今年は全国より86チームが書類選考を通過し、高等部からはGLP2年生の上田さんと中島さんが参加しました。

今回の議題は「武器移転(Arms Transfers)」で、高等部はエチオピア大使として参加しました。当日は2つの会場に分かれ、参加した高校生たちはそれぞれ担当する国の大使の立場をとり、互いに様々な議論を重ねました。

生徒の感想

模擬国連大会2

模擬国連は、今まで考えたこともなかったトピックについて知れる機会を与えてくれた。特に今回の議題である武器移転は、模擬国連に出ていなければ考えることはなかった。詳しいことまで情報を集め、それをもとに国ごとのスタンスを示さないといけないため、自分の知識として蓄えられた実感がある。もちろん今回のリサーチだけで武器移転について完璧に理解できたとは思ってはいないが、学ぶことができてよかった。また、様々な立場の国と合意に向けて議論するのが大変だったが、おもしろかった。

はじめは資料を見つけるのが大変だったが、慣れるとどんどん見つけていくことができ、いろんな知識を身につけることができた。リサーチを進めていくうえで、少年兵や強制労働など衝撃的なことも知った。平和な世界にするためには武器がなくなればいいと思っていたが、政治機関が確立していなかったり、情勢が安定していなかったりする国にとっては、戦争はいけないから武器をなくそう!武器移転を透明化しよう!という考えは容易に成り立たないことがわかった。立場の違う国同士が納得できるよう案をすり合わせることの難しさと重要さを、今回、武器が必要であり、武器移転を透明化しないことによって周辺国との関係を保つアフリカの一国の大使になったことで実感することができた。

いろんな学校の人たちと議論ができ、とても刺激的だった。しかし、会議の中で今後の課題も見えてきた。説明不足で意図が伝わらなかったり、説明に時間がかかったりという事態が起こってしまった。そのため、時間が限られた会議の中で、自国のスタンスや政策、主張を簡潔かつ論理的な説明ができるように訓練していきたい。

一からの中、準備もスピーチも大変だったが、本番を迎えて自分たちが生き生きとしていることを感じることができた。私たちの学校には模擬国連の伝統がないが、今回充実した日々を送らせていただき、自分も模擬国連の活動を続けるとともに、後輩にも伝えていきたいと強く思うようになった。
応援してくださった方々、貴重な経験をありがとうございました。