GLPセミナー(GSⅠ・数学科)

[ 2018年12月21日 更新 ]

  日時:2018年12月7日(金)13:00~14:30 

  目的:グローバル人材として必要な資質である「自国文化への理解」「異文化理解力」「自己決定能力」を育成する

  対象:GLP1年生

  講師:数学科教諭 宮寺良平先生、関西学院大学文学部 林 大翔氏(高等部OB)

GLPセミナーを実施しました

 12月7日(金)、GLP1年生を対象としたGLPセミナーを実施し、数学科の宮寺良平先生より「世界で活躍するために必要なこと」をテーマにご講義いただきました。

 はじめに、高等部卒業生で現在関西学院大学在学中の林大翔さんからのお話を伺いました。林さんは大学1回生のとき、世界中の開発者や技術者を対象にしたApple主催のイベント「Worldwide Developers Conference(世界開発者会議:WWDC)」にスカラシップ(奨学金制度)枠として招待され、渡米された経験を持っています。そこで今回は、プログラミングを始めたきっかけや大学での研究内容、アメリカでの様子、高校生の間にしておくべきことなど、ご自身の体験を交えてお話しいただきました。

 次に宮寺先生より、同じく高等部の卒業生で、数理科学部に所属していた佐々木雄司さんのお話を伺いました。小学生の頃よりプログラミングを勉強していたという佐々木さんは、数学研究やアプリの開発に取り組み、総務省主催の統計データの活用アイデアを募る「STAT DASHグランプリ2016」に出場し、最優秀の総務大臣賞を受賞された経験を持っています。

 宮寺先生はこの2人の事例を踏まえたうえで、世界を舞台に活躍するには「独自のコンテンツ(専門性)」、「発信するための英語力(語学力)」、「目的(人生の最終目標)」の3要素が必要だ、と述べられました。「まず目標を見つけること、そして何をしたいかを自分に問い続け、他より一歩二歩前に出ることが大切です。」とメッセージをいただきました。『「未来を作る」ために、今何ができるのか』について、またどのような形で世界貢献を望むのかについて、生徒それぞれが深く考える良い機会となりました。

生徒の感想

●卒業生の佐々木さんや林さんのお話を聞いて、実際にこの学校で学び活かせることは何なのか、具体的に学ぶことができました。高校生のうちから世界に羽ばたくことができるとわかり、少し具体的に行動に移していきたいと思いました。 やっぱりどこか海外に行って、実際にコミュニケーションをとることが重要だと思います。

●今回の講義で「なるほど」と思ったことは、「専門性を掛け算することで唯一無二の存在になれる」ということと、「目的を持つことで今の自分がすべきことが分かる」ということです。ある分野に関して専門性を持っている人はたくさんいたとしても、その分野とまた別の分野の専門性の両方を持っている人は少ないため、活動できる場所が増えるということなのだと思いました。 私は自分の人生に目的を持って生きていなかったので、この冬休みに考えてみたいと思います。

●今回の授業はものすごく勉強になりました。今まで世界市民について話したり、考えたりはしていたけれど、具体的に世界市民になるためには何をすればいいか、そもそも世界市民とは何なのか、などという基本的なことをあまりよく分かっていなかったので、とても学ぶことが多かったです。同じ高校生や大学生でも、時間の使い方や目的を持つか持たないかで、全く違うものになることを改めて深く実感しました。私は人生の最終目標についてきちんと考えたことがなかったので、これを機に考えてみようと思いました。

●世界市民にどうやったらなれるのか今まで詳しく分からなかったけれど、この講義で語学、専門性、目的を持つことが重要だと分かり納得した。自分が今何をしたいのか、そのためには何をしなければならないのか考えるきっかけになった。将来、貧困地域などで支援をしたいと考えているが、どのような形で支援するかはまだ決めていない。将来の目標を決めるために今、自ら行動して経験者の話を聞くこと、また語学の勉強することが必要だと思う。それらが学べる一つの方法として留学があると思うので、沢山経験をして沢山考えていこうと思う。今日の話は今の私にとてもためになった。将来のことで行き詰まった時この講義を思い出したい。