海外フィールドワーク2018(カンボジア)

[ 2018年9月25日 更新 ]

5日目 国際協力視察② 遺跡修復を通した人材育成

 ◆日本国政府アンコール遺跡救済チーム(JASA)の修復現場訪問
 ◆バイヨン寺院見学、修復体験
 ◆Moi Moi農園にて昼食、散策
 ◆タ・プローム寺院見学
 ◆上智大学チームの修復活動訪問(市内オフィス)

【生徒の感想・振り返り】

 「なぜ遺跡修復を全面的に推し進める必要があるのか私は疑問に思っていたのですが、古き良き文化を後世に残すことによって時代の基盤がつくられ、国のアイデンティティを守ることになり、平和な社会をつくるのに繋がることが分かりました。また、アンコール・ワットやタ・プローム寺院などを見学して、当時の宗教や王に対する認識を知ることができ、寺院見学からもカンボジアについて知ることができました。」

 「印象に残ったのはカンボジアでボランティアをされている日本人の方々についてです。どの団体でボランティアされている方も皆さんしっかりと自分の目標や、やりたいことをしっかりともっていらっしゃってとてもすごいと思いました。カンボジアで暮らしていくことは、日本人にとって決して楽しいことばかりではないと思いますが、それでも少しでも自分の技術や知識を現地の人たちのために使おうという姿勢にとても心を動かされました。一番印象に残ったのは、上智大学アジア人材養成研究センターの三輪悟さんの、『カンボジアの文化を尊重する国際協力を心がける』というお話です。日本人は国際協力をする際に現地の人たちを見下していないかという問いかけに、もしかしたら自分も無意識にそうなってしまっているのではないか、と気づかされました。国際協力する際にはまず、現地の人たちから学ぶことを考えるのが大切だ、と三輪さんはおっしゃっていましたが、これは日本で生活するにあたってもとても大切なことなのではないのかなと思います。様々な考え方や生活をもっていることをしっかりと理解して、お互いに尊重し合いながら生活していくことが大切だと改めて考えさせられました。今回の研修旅行で得た知識や経験をこれからの生活に生かしていきたいです。」

6日目 国際協力視察③ 農村自立支援

 ◆SALASUSUの工房訪問(旧かものはしプロジェクト)
 ◆トンレサップ湖の水上集落見学クルーズ
 ◆日本ユネスコ協会が支援するトンレサップ湖にある寺子屋を視察(ホテイアオイコースターつくり体験

【生徒の感想・振り返り】
  「研修の目標の1つとして挙げていた環境問題について、村の子供達との交流場所やトンレサップ湖の水上集落クルーズを通して学ぶことができました。村の交流場所では、日常生活で出たゴミを1つの場所にまとめて置いてあるところを見ました。そのゴミの量を見ると、短期間で回収されているようには見えず、市内に比べて村まではまだ手が届いていないということが分かりました。村では1年前に電気が通り始め、道も舗装されている部分もあったので、これから少しずつ村のゴミ問題も解決の方向に向かってくると思いました。またトンレサップ湖のクルーズでは、水がとても濁っていました。この原因もまた、日常生活で出たゴミをそのまま水に流しているからだと分かりました。」

 「私はMoi Moi農園の景色がとても印象に残り、日本とは違う広大な自然を感じることができ嬉しかったです。遺跡修復や最終日のSALASUSUの工房訪問からカンボジア人の生活を応援しようとする日本人が多くいることを知り、思っていたよりも身近に国際協力に携われることが分かりました。この研修旅行で、自分が恵まれた環境に置かれていることの他にも、世界の多様性や国際協力について学ぶことができました。この経験を学校生活、将来に活かせるようにしたいです。」

シェムリアップ出発、ホーチミン経由で日本へ

7日目 帰国の途へ

  無事に帰国、関空にて解散

 注記:
  *JASA(日本国政府アンコール遺跡救済チーム)JAPAN-APSARA Safeguarding Angko
  *JST (アンコール遺跡の保全と周辺地域の持続的発展のための人材養成支援機構)
      Joint Support Team for Angkor Preservation and Community Development
  *AKC(アンコールクラウ村コミュニティセンター)Angkor Krau Community Center

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