関西学院の精神を育む『5つの学び』
[ 2018年8月30日 更新 ]
3. 「探」り「究」める
〜読書を通して創造的探究力を磨く〜
ただ、読むだけの「読書」ではなく、問いを立て、真実に迫る。そしてたどり着いた自分なりの答えを論文で表現します。
読書科で探究するテーマは、生徒一人ひとりが自由に設定。幅広い分野を学ぶ「リベラルアーツ」や「選択科目」を通して感じた興味・関心を、自分で調べ考え深めていきます。そうして発見したことをまとめた論文は、関西学院高等部での3年間の学びの集大成。論文作成の過程では新たな「問い」が生まれます。自ら追究していく姿勢が、自分の進路につながっていきます。
「読書科」の授業
本校ならではの個性的な授業「読書科」。自らの興味関心に応じて決めたテーマに基づき、図書館の豊富な蔵書を用いて時間をかけて探究、高等部での3年間の学びの集大成としてひとつの論文にまとめます。論文作成の過程で生まれる新たな「問い」を自ら追求していく姿勢が自分の進路につながっていきます。
2017年度卒業論文テーマ例
- 「なぜ消費税の高い国に幸福度の高い国が多いのか」(全国論文コンクール2位)
- 「世界の神話の共通点から何がわかるのか」
- 「日本人はなぜオノマトペを多用するのか」
- 「なぜフェアトレードは日本に浸透していないのか」
- 「プレゼン上手と雑談上手の違いは何か」
- 「地震予知が可能な時代はくるのか」
- 「なぜ社会から犯罪がなくならないのか」
- 「なぜタナゴ釣りは関東で発展したのか」 など