関西学院高等部GLP3年生による「GSⅢ文化祭企画」実施報告

[ 2018年1月15日 更新 ]

高等部文化祭にて「GSⅢ文化祭企画」を実施しました

 11月3日(金・祝)に開催された関西学院高等部文化祭にて、本校SGH事業の一環でもあるグローバル・スタディ(GS)授業より、GLP3年生が「GSⅢ文化祭企画」を実施しました。

生徒たち自身が企画立案し、情報収集やポスター作成、他団体とのやり取りや当日のイベント催行・飲食物の販売なども含め、GSⅢのスローガンでもある「世界の問題解決のために行動を起こす」ことを主眼に置いて取り組みました。当日は入退場自由のブースを設置し、多くの方にご来場・ご観覧いただきました。

設置ブースと内容

① フェアトレード&Table for Two(TFT) Cafe

チョコレート・コーヒー・紅茶・ジュースの販売

                                                          

② 民族衣装の展示・試着体験、クイズ実施 

                                                         

③ 古本・ぬいぐるみの回収

                                                         

④ KG Presentation Competition 2017  (関西学院高中礼拝堂にて)

関西学院高等部生と啓明学院高等学校の生徒による、プレゼンテーション大会

                                                         

【GSⅢ年間成果発表】グループプレゼンテーション

 11月29日(水)GSⅢ授業にて、文化祭企画の活動報告についてグループごとにプレゼンテーションを行いました。各自取り組んだプロジェクトの目的・内容・理由、生徒自身が準備したことやできたこと、成功したことや今後の課題などを各グループでまとめ、発表しました。また、プロジェクト取組後の自身の変化について、振り返りレポートを作成しました。下記に、生徒の振り返りレポートを一部抜粋して紹介します。

 TABLE FOR TWOのことを知るまで、食の不均衡という問題を知らなかった。飢餓問題があることは知っていたが、先進国で肥満が深刻な問題になっていることや肥満と飢餓に深い関わりがあることは今回初めて知った。また、これから世界人口、肥満人口が増加していくと予想されているうえに、しばらく減少傾向にあった飢餓人口が最近になり増加してきているということを知り、食の不均衡は早急に解消していかなければならないと感じた。今のままだと肥満の問題も飢餓の問題もかなり深刻になっていってしまうと思う。まず、私たちにできるのは食料の無駄をなくすことではないだろうか。消費しなかった食料がすぐに飢餓に苦しんでいる人のもとに届くわけではないと思うが、多くの人が心がけることできっと今の状況は改善すると思う。調べているなかで「肉を食べることは10人分の穀物を消費することと同じだから肉を食べるのをやめれば飢餓問題が改善していく」「日本のように先進国で食料自給率の低い国の食料自給率を上げれば飢餓問題が改善していく」など様々な意見があった。まだまだ食の不均衡に関する問題についてわからない部分が多くあるので、これからもっと調べて理解を深めていきたい。(プロジェクト名:TABLE FOR TWO/廣野)

 私は今回の文化祭で、三年間のGLPでの学びを生かし、主に発展途上国の伝統衣装の展示を行いました。GLPの学びの中で発展途上国は多くの問題を抱え、今この瞬間にも栄養失調や不衛生、紛争、水不足などによって命が失われているという過酷な現実を学びました。しかし、GLPのような講義や実践型の授業などの機会がなければ、比較的安全で衛生面も世界で高いレベルを誇る日本ではこのような現実に気づかない、あるいは知る機会が与えられないと思います。グローバル化が進む今、世界で発生している問題に関心を持ち、存在を知ってもらいたい。あわよくば今後のボランティア活動や募金活動への参加の懸け橋となればよいと思い、この展示を企画しました。また、伝統衣装を見る、各国の現状を伝えるポスターを見るのみではお客さんにインパクトを与えることはできません。以前JICAで衣装を着、発展途上国に親近感を感じることで学習に身が入った経験を活かし、実際にお客さんに衣装を着ていただき、発展途上国の勉強をしていただこうと考えました。今回の活動を通して、何か計画し実行する際には早い段階からの準備と、誰かに働きかけることなら対象者の目線となり立案、準備をすることが成功するために必要であることが分かりました。今回の反省をふまえ、今後何か作り上げる際には早い段階から第三者の視点を持って取り組もうと思います。(プロジェクト名:伝統衣装の展示・試着体験/西田)