JICA関西訪問プログラム(GLP2年生)

[ 2017年2月21日 更新 ]

JICA関西訪問プログラム 参加報告2

2月13日(月)GLP2年生がJICA関西を訪問し、JICA事業や国際協力について学ぶプログラムに参加しました。

主な内容は、JICAの概要説明や、青年海外協力隊経験者の林 一平氏によるフィジー共和国の小学校教育について講演を聞くこと、施設見学、「食べる」をテーマとした学びに参加することです。概要説明では、「途上国のイメージとは」「どういう世界が理想か」「世界の発展と格差の拡大について」など、世界情勢に関する様々な話を聞くことができました。「人道主義」「地球規模の問題」「相互依存」「海外支援に支えられた日本の過去」-この4つの観点から、今の日本にとって国際協力は必要不可欠であるといいます。JICA関西では研修員の受け入れのほか、国際協力の広報、市民参加の窓口としての役割を担っており、なかでも「防災」には力を入れているとのことです。震災を経験した立場から、「災害は起きてから対策する」という考えから「災害が起きた時のために事前に備える」という考えに変えていきたい、と述べられました。

林氏からは、青年海外協力隊に参加した経緯やフィジーの基本情報、また現地での取り組みや体験談を詳しくお話しいただきました。現地の小学校教育事情について、スタート当初は授業の効率性や継続性に不安はあったが、現地の先生たちに働きかけたり様々な工夫を凝らした授業を行ったり、その時の状況や課題を把握し、目標を定めて何度も試行を繰り返したそうです。「発展すること=幸せ」ではないかもしれない、その国に暮らす人々の幸せとは何か、など国際協力の本質を考えることの大切さを学びました。講演のあとは施設内を見学し、「食べる」ことを通じて学ぶプログラムの一環として、昼食にセルビア料理をいただきました。

参加した生徒は、「今回の講義は考えさせられたり、驚かされたりすることが多かった。特に東日本大震災の時のお話は驚きの連続だった。熊本地震の時も東北の人々が『あの時の恩返しがしたい』とお互いに手を差し伸べ、助け合う姿がとても感慨深かった。このような輪が世界中に広まってほしいと思う。」「講義の中で『真の豊かさとは』という問いが出てきたが、この問いは自分の卒論にも関わる重要な観点なので、これまでの経験やGLPでの学びを通して答えが出せるように勉強していきたい。」と感想を述べました。