GLPセミナー<野村和宏氏>

[ 2017年1月10日 更新 ]

GLPセミナー<野村和宏氏>

12月20日(火)、神戸市外国語大学英米学科教授の野村和宏氏をお招きし、GLP1・2年生を対象にGLPセミナーを開催しました。「グローバル社会における英語スピーチの持つ力」をテーマに、「伝える」プレゼンテーション能力向上のための理論と実践について、またグローバル社会において重要な、英語によるスピーチのスタイルやスキルアップ法についてご講義いただきました。

講義の前半は、英語が「国と国をつなぎとめる言葉としての役割」を持つこと、つまり「共通語」として英語が必要不可欠な存在であることについて述べられました。コンピュータテクノロジーの発展が著しい21世紀において、英語は外国語・国際語として使用率がさらに上昇するといえます。また「会話」と「スピーチ」の違いを、「話しことば」と「書きことば」との違いも踏まえ、それぞれの特徴や聞き手と話し手の関係性などからご説明いただきました。

スピーチのスタイルについて学んだあとは、3~4人で1組のグループとなり、各々が違ったトピックに関して1分30秒間の即興スピーチをする、といったグループワークを行いました。このような練習をすることで、時間の感覚を身に付けることが出来るそうです。話の内容と発話のトーンを同じにすること、ジャスチャーも大切だが不自然なものや目障りなものは逆効果になってしまうため、記憶に残らないようなジェスチャーがベストであるなど、様々なコツを伝授してくださいました。

講義の後半では「英語学習のススメ」と題し、基本トレーニング・早口言葉・格言金言、FM DJの模倣・朗読などの音読指導が行われました。さらに、野村先生による朗読実演(‘Twas the Night Before Christmas )も行われました。

最後に野村先生より、「効果的なスピーチに必要なのはpresence(存在)とconfidence(自信)の2つ。そのためにもリハーサルをすることが大事。恐怖を乗り越えるためにはスピーチをする場所を知ること、聞き手を知ること、緊張してしまうことは当たり前なのでドキドキしてきたと感じたらワクワクしてきたと変換すること。そのためにも経験が必要不可欠です。」とアドバイスをいただきました。

参加した生徒は、

「今回の講義で一番印象に残っているのは、ただ話すことができるようになることだけを目標にして言語を学習するのではなく、その言語の深さや面白さを知りながら学習することが大事だということだった。ただやみくもに学習するのではなく、学習しながら楽しいと感じることはいろいろなことにおいて大切なことだと思った。将来のために、私も英語の学習を今よりも頑張っていきたい。」

「ただ単にスピーチの仕方などを教えてもらうだけではなく、その後ろに隠された言語的なやり取りの背景や、どのようにベストなスピーチに持っていくべきなのかなど驚かされることも多く、次からは教えてもらったことを心に留めてスピーチに臨みたいと思いました。」

と感想を述べました。