海外フィールドワーク(カンボジア)
[ 2016年10月4日 更新 ]
8月22日(月)
訪問先:JASA*・奈良文化財研究所・上智大学チームの各修復現場、バイヨン寺院、Moi Moi農園
研修テーマ:国際協力視察、「遺跡修復を通した人材育成支援」について
「この研修を通して多くのことを学び考えました。その中でも地域によって発展の差が極端に大きいことに衝撃を受けました。近代的なお店やレストランが立ち並ぶ中心部から少し車を走らせると、景色は一変して水田や木造の民家などが目立つようになりました。また、都市部と農村部では、生活様式も大きく異なりました。この格差は、ポル・ポトの虐殺の影響が今も続いていることや、観光地としてすぐに整備するところと後回しにしてもいい所に分けられているからではないかと考えました。良いことの裏には必ず悪いこともあり、悪い面を見抜いて物事を考えることの重要性、また支援・ボランティアの在り方なども学びました。」(長谷川)
「トゥクトゥク」と呼ばれるタクシー 奈良文化財研究所の考古学者のレクチャー
アンコールワットで遺跡修復体験 壁画にも細かい修復作業が行われている