GGPグローバルセミナー<桃井和馬氏>

[ 2015年11月6日 更新 ]

GGPグローバルセミナーを開催しました。<桃井和馬氏>


  10月20日(火)高等部の全校生徒を対象に、写真家でノンフィクション作家の桃井和馬氏をお招きし、GGPグローバルセミナーを開催しました。「君たちに示された道」というテーマで、ご自身の体験をもとに、人々がこれからの未来に向けて何ができるか、という内容でお話いただきました。

 桃井氏によると、私たちは1日に1万枚以上もの写真を目にしていますが、そのほとんどを覚えていません。それは、被写体だけでなくその背景にある物語を想像して写真を読み込んでいないからです。「能動的に頭を使い、想像力を働かせてほしい、そのために今、君たちはさまざまなことを学んでいるのだ」と語られました。
 またパキスタンでの地震において、誤った知識や一部の人間の故意や過失行為によって建てられた建物が倒壊し、被害が拡大してしまった事実を例にとり、人間の欲望について、データと証拠で蓄積されていく「数字」との関係性について、「数字自体に善悪はないが、人間の欲望を表すものである、そして「数字」=「欲望」は注意しないと無限に抑制が利かなくなる、それを制御することが本物の知恵である。」と語られました。

 講演を聞いた生徒は、「何に関してもまず正しい知識が大事だと思った。それがなければすれ違いや不毛な争いが起こる可能性があることを知った。ただ世界中の人々に正しい知識を与えるのは難しいし、与えられたところで悪用してしまうと元も子もない。難しい課題だと思った。」と感想を述べました。