K.G.H.Review

[ 2012年2月29日 更新 ]

『K.G.H. Review』は年2回発行しています。

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38号 2012年2月24日PDFリンク

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38号(最新号)の抜粋です。

バスケットボール部 年間三冠達成
5年ぶり2度目のウィンターカップへ
ラグビー部 2年連続で花園へ 関西学院高等部 県総体準優勝!
秋季宗教運動 文化祭報告 野球部 初の秋季大会決勝進出
ニュージーランド英語研修旅行 芸術鑑賞 和太鼓を感じる 2年生進路行事 先輩方を迎えて
数理科学研究部 部活動に昇格 宮寺教諭優秀教員表彰

バスケットボール部 年間三冠達成 5年ぶり2度目のウィンターカップへ

バスケットボール部

2011年兵庫県予選決勝、79vs67で育英高校を破ったバスケットボール部は12月末からのウインターカップ(「東日本大震災」被災地復興支援 JX-ENEOS ウインターカップ2011 平成23年度 第42回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会)に出場した。5年ぶり2回目の出場となる。 大会パンフレットには以下のような紹介文が掲載された。 「関西学院は1889年に創立されたキリスト教精神に基づく学校です。スクールモットーは‘Mastery for Service’です。これは、『奉仕のための練達』と訳されています。創部は1927年で部員数は減少傾向にあり本年度は39名です。強いリーダーシップを有するキャプテンに恵まれ、3年生を中心に団結力のあるチームに仕上がりました。東京体育館では、秋田インターハイでの1回戦敗退という悔しさをバネに、全国の強豪チームの胸を借りながら1つでも多く試合をしたいと思います。」 その思いを胸に臨んだ1回戦は12月24日の午後6時から。対戦校・県立鳥栖工業(佐賀県)を終始リードし続け、91vs68で大勝した。続く2回戦は25日午後4時30分から、対戦校は金沢高校(石川県)。前半44vs35でリードをしていたものの激しい追いあげにあい、第4ピリオドで逆転され、75vs78で惜敗した。選手たちは、次年度への思いを胸に帰郷した。  年明けの兵庫県高等学校新人バスケットボール選抜優勝大会は4位におわったが、部員一同昨年度以上のレベルを目指して日々奮起している。

ラグビー部 2年連続で花園へ

バスケットボール部

ラグビー部として初となる2年連続全国大会出場を懸けた県予選決勝。対戦相手はライバル・報徳学園。2月の新人戦では圧勝したものの、6月の県民大会では報徳を破った甲南と引き分けて両校優勝。夏以降の報徳の成長もめざましいと聞き、厳しい試合が予想された。  しかし、試合開始直後に先制こそされたものの、すぐにトライを立て続けに奪い、15点をリードして前半を終了。しかし、後半になると報徳の攻撃が激しくなり、関学は防戦一方に。接点での強さやスピードある展開に振り回され、5点差まで追い上げられた。試合はそのままなんとか逃げ切る薄氷の勝利だった。  気分を新たにして挑戦した第91回全国大会。初戦は12月28日、新潟工業との対戦。試合は互いに一進一退の展開ながら、新潟工業に先制を許した。随所に期待のできる展開もみられたものの、どうしても得点に結びつかない。前半終了間際になんとか7−7の同点に追いついた。 後半もあと一歩のプレーが続き、両者無得点で同点のままノーサイド。そして、2回戦進出は、抽選で夢と消えた。チームや応援にきてくださった人たち全員の心を、なんともいえない虚しさが埋め尽くした。完全燃焼とは言えない幕切れだったが、引退した3年生達は新チームを暖かく見守ってくれている。この悔しさを、残された部員、そして巣立っていく者、全ての人に、これからの道への糧としてほしい。  今回もさまざまなかたちでご声援ご協力いただいた皆さまに厚く御礼申し上げます。

バスケットボール部

関西学院高等部 県総体準優勝!

高等部は、平成23年度の兵庫県高校総体学校対抗・男子の部において、市立尼崎を交わして準優勝に輝いた。(得点と順位は表の通り)  今年度は、バスケットボール部の年間三冠をはじめ、各部の活躍があっての成果である。高等部は平成20年度に、42年ぶりに優勝を果たしているが、近年ではそれに次ぐ業績となる。来年度も、文武両道の関西学院らしい戦いぶりを見せてくれることを願う。

順位 学校名 得点
1位 報徳 63.50
2位 関西学院 53.00
3位 市尼崎 52.25
4位 育英 42.50
5位 滝川第二 34.00

秋季宗教運動

バスケットボール部

10月3日~7日、秋季宗教運動が行われた。学年礼拝では、藤野達也先生(PHD協会)とネパールからの留学生ラメシュさんから、真の国際協力についてメッセージを頂いた。日本等の先進国は教える側でネパール等の途上国は教わる側と考えがちだが、先進国が途上国に教わることが、実はたくさんあるということを学んだ。特に「ネパールは停電によくなるけど、不幸と思ったことはない。日本にはどうして原発がいるの?」というラメシュさんからの素朴な問いには考えさせられた。また全校礼拝では、キリスト教音楽コンサートとして、向日かおりさんから、オリジナル曲「十字架の上で」をはじめ有名な「You Raise Me Up」などの歌もまじえてメッセージを頂いた。御自身の自殺未遂体験や、阪神淡路大震災での被災、友人の死等についての話は生徒たちの心に深く刻まれたようだ。機材のトラブルでカラオケがとまるというハプニングもあったが、予定曲をとっさに代え、ピアノの弾き語りでコンサートを続ける姿に、「トラブル回避能力、問題解決能力の高さを感じた。向日さんのようになりたい」という感想ももったようだ。

文化祭報告

文化祭報告

いよいよ共学化によって、高等部に女子生徒を迎える時も近づいてきました。そんな今だからこそ男子校の魅力を思う存分発揮した文化祭にしたい。そのような気持ちを込め2011度の文化祭は「男子校の気持ち汲んでくだ祭」というテーマのもと行いました。1年生は昨年の成果を受け継いで「歴史的建造物」のテーマでモニュメント制作を競い、2年生は、初めての試みとなる学年企画で、それぞれのクラスが東北の各県の特産品を使った食品展、3年生は映画や劇など自由な形で参加しました。3年生が制作した映画の3作品ともがホラー映画なのが印象的でした。その中でも3年A組の「どこ行ってもヒグチ」は非常に完成度が高く文化祭全体の最優秀賞となりました。また文化祭で最も輝いた生徒に送られるMr.KG賞にはボイスパーカッションを披露してくれた3年D組の本間君が選ばれました。友人の意外な一面を知ることが出来るのも文化祭の魅力の一つです。今年度は校舎増築工事のため不便な環境でしたが、それを逆手にとって工事壁を利用した装飾を行うなど工夫を凝らして乗り越えました。

文化祭報告

また生徒とお客さんが一緒になって楽しんでもらえるように、ペアの缶バッチを販売して相手を見つけてもらうという校内企画を実施したり、中庭では色とりどりの玉が飛び交う玉入れを考えました。これらはこれまで実施したことのない斬新なもので、アイディアと工夫に満ちた素晴らしい文化祭を作り上げることが出来ました。

文化祭報告

3年B組 小島 祥介

野球部 初の秋季大会決勝進出 惜しくも近畿大会1勝ならず

秋季大会の地区予選も危なげなく優勝し、県大会に駒を進めた。1回戦は、中学時代全国大会を経験したメンバーが多いフレッシュな北条高校と対戦。エース木村の安定した投球が光り、2対1で勝利。  2回戦は、名門明石高校戦。先発、木村が波に乗れず、守備も乱れ、相手にリードを許す苦しい展開。流れを変えたのは、石丸・川畑のバッテリ―。それぞれバットでもチームに大きく貢献。代打陣のバント攻撃も決まり、久保外野手のスーパーファインプレーも窮地を救った。広い淡路球場のライトフェンスを越した八木の本塁打も効果的だった。逆転したものの、最後も相手の猛攻を受け、公式戦初登板の1年生左腕長谷が相手の好打者を三振にとってゲームセット。全員がヒーローといった見事な試合だった。  3回戦は豪打相生産業戦。終始試合のペースを渡さず、3対1で勝利。準々決勝は、好左腕玉井を擁する滝川高校。集中力の素晴らしい実践的なチーム。左腕対策で4番に入った河合のタイムリーで試合を優位に進め、主戦木村の粘り強い無四球完封で4強決定。育英との準決勝は壮絶な戦いとなった。点の取り合いのシーソーゲーム。9回の裏に驚異の粘りで追いつき延長戦に持ち込む。  しかし、再度13回にリードを奪われ追いつめられる。精神的に強い代打の切り札横山がしぶとく1、2塁間をゴロで抜く適時打で同点。小柄な1年上田の中前打で3時間26分の熱戦にピリオドが打たれ戦後初の秋の決勝進出を決めた。報徳との決勝は田村、木村の両エースの投げ合いで締まった試合。不運な打球もあり1対3で敗れたが、選手は充分やれるという実感をもった。  甲子園を懸けた近畿大会は学校の全面的な支援を受け大阪桐蔭と対戦。全力で挑んだが、残念ながら力の差を痛感。次のステップにむけて努力を誓った。この場をかりて、皆様にお礼を申し上げたい。夏こそ甲子園。

野球部

ニュージーランド英語研修旅行

ニュージーランド英語研修旅行

8月1~13日までニュージーランド(北島)で英語研修が行われました。23名の生徒たちは、ロトルアで一泊したのち、2~3人1組でファームステイを2泊。この段階では仲間とまだ一緒なので安心して生活できたようですが、5日間のホームステイ直前は皆不安だらけで、バスで「あ~恐い~」と叫んでいる生徒もいました。  しかし、セントケンティガン校の方々とは、超豪華なホームパーティーをはじめ数多くのおもてなしを通じてすぐに仲良くなり、後半は「関学だけで動物園に行くよりホストファミリーと一緒に授業を受けたい」と言うほどでした。ホームステイ終了後も、Facebookを通じて連絡し合い、オークランドで一緒に自由見学をするほどステキな関係が築かれていました。  この2週間でロトルア湖・マオリ族(民族舞踊:ハカ)・羊の毛刈り・鍾乳洞・土ボタル・水族館・博物館・スカイタワー・オークランド観光・インドアロッククライミング・ラグビーワールドカップ会場見学等、数多くのプログラムを体験しました。肌で感じるとは何か?を大切に様々なことにチャレンジしてくれました。多少の体調不良はありましたが、それぞれが限られた時間で限界までチャレンジしていた証だと思います。  彼らはこの研修を通して言っていました。「自分たちの勝手な思い込みや偏見がたくさん覆された。身近なこともこれから気を付けよう。」と。体で学んだこのことは彼らにとって大きな財産となったと思います。この研修を支えてくださった先生、保護者の方々、本当にありがとうございました。  2012年9月、セントケンティガン校で日本語を勉強している生徒・仲間たちが関学にやってきます。
数学科 矢野 順一

芸術鑑賞・和太鼓を感じる

芸術鑑賞・和太鼓を感じる

2011年11月13日(日)15時、高中部チャペル前に1台の4tトラックが東京から到着した。明日行われる芸術鑑賞会「和太鼓奏者・林英哲コンサート」の楽器と舞台装置が届いたのである。トラックに満載の楽器と機材は林さんのスタッフ5名と吹奏楽部員18名によって3時間半を費やして設置され、音楽の教科書に掲載されている世界がチャペルの舞台に現れた。林さんが叩かれる一番大きな太鼓は250キロもある。翌朝10時、林さんとスタッフが高等部に到着、リハーサル。食事の時間もほとんど取られずに本番ぎりぎりまで調整が続いた。13時半、チャペルに厳粛な空気が満ち本番が始まる。「一番太鼓」の演奏にチャペルが震える。その後、様々な和太鼓の説明と林さんのお話があり、林さんの磨き上げられた品格ある「人柄」に触れた。生徒が太鼓を叩かせて頂く体験コーナーもあり、舞台と客席が融合していく。そして最後に「三絶」が演奏され90分の演奏会が終了した。 「音が心に突き刺さった」・「これほど音に感動した事は無かった」・「何かに包まれている気がした」と生徒は語る。こんな感想を述べられる生徒が高等部に存在するから、林英哲さんは高等部にお見えになったのだと思う。そして「音楽に言葉は要らない」と今、改めて強く感じるのである。

2年生進路行事 先輩方を迎えて

1月21日土曜日、2学年の進路講演会が実施されました。この講演会は、様々な分野で活躍されている先輩方をお招きし、その分野の仕事内容や、それに取り組まれる先輩方の「思い」を伺うというものです。今回お招きしたのは、赤澤友基さん(MBS)、植松宏純さん(釘徳金物)、木村國彦さん(西宮市役所)、里村明洋さん(P&G)、柴田大さん(阪大付属病院)、田所吾朗さん(新明和工業)、松本榮次さん(上ヶ原小学校教諭)、山田晋三さん(プロフットボールヘッドコーチ)の8名です。 生徒たちは、事前に2名の講師の方々を選び、50分2コマの講演を伺いました。先輩方は、久しぶりに訪れた母校の後輩たちに、高等部在学中の思い出や、その後どんな思いで次の進路に進まれたか、高等部時代に身につけておいた方がよいスキルや人としての姿勢は何か等、時にプレゼン映像や資料を用いて熱く語ってくださいました。先輩方のお話に共通していたのは、たとえ回り道をしてでも自分が本当にやりたいことに向かって歩むこと、周囲への感謝を忘れないことの大切さです。お話を聴く生徒たちも、メモをとったり、質問をしたりと、先輩方の「エール」を真剣に受け止めていました。間もなく学部選択の時期を迎える2学年の生徒にとって、今回の講演は貴重な示唆を与えてくれると共に、自分の生き方や学びの姿勢を問い直す良い機会になったと思います。

2年生進路行事

数理科学研究部 部活動に昇格 宮寺教諭 優秀教員表彰

数理科学部は、長年の実績が認められ、また今後の期待もあって9月より正式な部活動に昇格しました。 また、長年指導に当たってこられた宮寺教諭は、その功績が評価され、平成23年度の文部科学大臣優秀教員表彰を受賞されました。 8月には韓国の数学教育学会で招待講演者として発表し、11月に小笠、西村、中村が県文化祭物理部門1位となり全国大会出場権を獲得、キャノンITソリューションの講演会でも招待講演をしました。12月には、科学コンテストJSECの本選出場を果たした他、京都大学数理解析研究所での研究発表(5回目)、Wolfram Research社(iPhoneのSiriの科学と統計分野を担当)の技術カンファレンスに招待講演者として招かれました。そして、1月30日にはシンガポールで開催された学会CMCGS2012の論文審査に合格し、花房と中村が発表しました。ある大学教授から、宮寺教諭に対して「Your Ph.D. students (博士課程生徒) were very good at presenting their research.」というコメントがありました。高校生には見えなかったようです。日本の高校生が国際学会で発表したことは、他に例がないと思います。

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