平松 一夫 理事長 メッセージ

[ 編集者:学校法人 関西学院       2019年5月9日 更新  ]
平松 一夫 理事長

平松 一夫 理事長

 1889年(明治22年)に創立された関西学院は今年、創立130周年を迎えます。また、キャンパスが神戸・原田の森から西宮・上ケ原に移転してから90周年を迎えます。

 創立者ランバスは、130年前に、関西学院が今日ミッションステートメントに掲げるキリスト教主義教育と世界市民の育成という教育の理念を示しました。その後、関西学院の第4代院長となったベーツは、“Mastery for Service”というスクールモットーを掲げるとともに、ビジネス教育と正課外教育を重視した教育の実践を通じて、関西学院が飛躍的に発展するための基礎を築きました。私たちは、今日においてもしばしば、初期におけるこれら2人の指導者の理念を思い起こし、関西学院の教育において守るべきものを確認しているところです。

 しかし、一方で、教育を取り巻く環境は、今日、劇的に変化しています。わが国における人口の減少、世界におけるグローバル化・ICT化の進展などは、毎日のように耳にするところです。関西学院では、村田治学長・副理事長(企画担当理事)を中心に全教職員の力を結集して、創立150周年を迎える2039年を見据えた関西学院のありたい姿・あるべき姿を示す「超長期ビジョン」として「Kwansei Grand Challenge 2039」を取りまとめました。

 教育を取り巻く環境が激変する中にあって、私は、関西学院の理事長として、この「Kwansei Grand Challenge 2039」に基づいて今後の関西学院の経営、教育、研究等の舵取りを行う所存です。特に、ガバナンスと財務に内なる配慮を払い、同窓会・産業界には連携についての協力をお願いしつつ、一定の成果を達成したいと考えております。皆様方の温かいご支援をお願い申し上げます。

理事長 平松 一夫(ひらまつ・かずお)

1960年関西学院中学部入学、1970年関西学院大学商学部卒業。1975年大学院商学研究科博士課程単位取得満期退学。同年、商学部専任講師、1985年同教授。2002-2008年学長。2016年定年退職。現在、関西学院大学名誉教授、Satya Wacana Christian University名誉博士。日本学術会議第20-21期会員、日本会計研究学会会長、世界会計学会会長、企業会計審議会会長等を歴任。