社会学研究科
K.G.

社会学研究科 Graduate School of Sociology

西宮上ケ原キャンパス

社会学、社会心理学、文化人類学・民俗学の
先端的研究の推進や次世代研究者の養成、

社会学研究科は60年を超える歴史を有し、約40名の専任教員を擁する日本最大級の社会学系大学院として、社会学、社会心理学、文化人類学・民俗学の分野で多くの研究者を養成してきました。修了者は現在さまざまな大学・研究機関で活躍しています。また、高度な研究成果を社会に還元し、社会貢献できる専門職業人の養成にも力を入れています。

新着情報 News

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教育・研究の目的 Purpose of Education and Research

目的 1

修士・博士論文合同演習によって、研究科全体で論文執筆能力を育成。特定領域のみならず、広く人文・社会科学で高く評価される研究能力を学位論文の中で示す。

目的 2

独創的な問題意識の発見、社会調査関連科目によって、研究方法の練達を目指すとともに、将来の科目担当能力を身につける。

目的 3

文献講読や文献研究により、英語をはじめとする外国語文献の正確な読解能力を身につける。

目的 4

大学院サポートプログラム、多様な奨学金、研究奨励制度等を通して研究水準の向上を図る。

学位取得プロセス

幅広いカリキュラムを履修しながら指導教員・副指導教員のもと研究に取り組み、修士論文の完成をめざします。

前期課程履修モデル
後期課程履修モデル
修士課程プロセス図
学位取得全体フロー

研究内容 Reserach

社会学研究科は、学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に基づき、「社会学」「社会⼼理学」「⽂化⼈類学・⺠俗学」の3分野による科⽬を展開しています。

社会学

社会学理論をはじめ、計量分析や質的分析の方法を学び、さまざまな具体的領域を研究することを通して、修士・博士の学位を取得できます。研究領域としては、理論、近代化、自己、ジェンダー、エスニシティ、メディア、社会階層、都市、宗教、産業、労働、環境、医療、教育、スポーツ、差別、逸脱・社会問題といった伝統的な領域に加えて、グローバリゼーション、カルチュラル・スタディーズ、社会関係資本、科学技術、ボランティア、災害といった近年とくに発達した領域も学ぶことができます。SAS、SPSS、Qualtricsなど分析ツールも充実しています。国内で最も広い領域をカバーした社会学的研究の拠点です。

社会心理学

対人関係・教育・集団・意思決定・環境問題・メディア・政治など幅広い研究テーマを扱っています。社会学研究科の所属であるため実社会の問題と関連するテーマを多く扱うこと、統計などの方法論についての教育が充実していることが特徴といえます。電磁シールドボックスやネットワークブースなどを備えた複数の実験室、Web調査の構築ツールであるQualtricsが利用可能であるなど、研究実施のための環境も整っています。また、関西学院大学社会心理学研究センターでは、研究室の垣根を超えた指導が行われるとともに、認知心理学・政治学・情報科学など隣接領域の研究者を招いたセミナーも定期的に実施されています。

文化人類学・民俗学

文化人類学、もしくは民俗学を専門として学び、修士・博士の学位を取得することが可能です。海外の異文化を主として研究する文化人類学と、日本と周辺地域の民俗を主として研究する民俗学とを同時に学べる点、社会学も併せて広く学べる点に本研究科の特徴があります。フィールドワーク教育も充実しています。民俗学については、世界民俗学研究センターが設置されており、日本を代表する民俗学研究の拠点の一つとなっています。

 

研究環境 Rsearch Environment

社会学研究科では、研究会・勉強会が開催されるなど、充実した環境のもと活発な研究活動が展開されています。