言語コミュニケーション文化研究科
K.G.

4つのコース

修士論文コース

「研究演習」を履修する

出願時に提出した研究計画書に基づき、指導教員(研究演習担当教員)から「研究演習」を通じて研究指導を受け、各自が研究計画を立て、積み上げ式に研究を進めていきます。すなわち、1年次に「研究演習I」、2年次に「研究演習II」を履修し、各自は研究領域の先行研究などの必須文献を通して知識を深めながら修士論文の作成に取り組みます。修士論文は学術的、理論的色彩の強い論文内容やアンケート調査をもとにした実証的な論文内容が求められます。

課題研究コース

「課題研究」を履修する

出願時に提出した研究計画書に基づき、入学後に指導教員、サブ・アドバイザーによるアドバイザリー・コミッティが結成されます。このアドバイザリー・コミッティとの年2回の相談会と個別相談により、各自が独自の課題について研究計画を立て、課題研究論文作成に取り組みます。そして、2年次に指導教員が担当する演習科目「課題研究」を履修し、課題研究論文を完成します。課題研究論文はケース・スタディやフィールド・ワークなど実践的、実学的な論文内容も含みますが、修士論文と同等レベルの内容が求められます。なお、課題研究コースは、言語科学、言語教育学に設置しています。主に社会人学生(有職者)を対象としており、授業は夜間に大阪梅田キャンパスを中心に履修して修了することができます。

 

アドバイザリー・コミッティ

課題研究コース生に対して、指導教員1名とサブ・アドバイザー2名の計3名でアドバイザリー・コミッティを構成し、学生の研究活動をサポートします。具体的には修了までの毎学期、アドバイザリー・コミッティ相談会が実施され、コミッティのメンバーと各自の研究計画や進捗状況について相談するほか、相談会以外でもe-mail等を活用した研究指導を受けることが可能です。

スターリング大学ダブルディグリーコース

世界中の留学生が集う英国スターリング大学で学び、両大学の修士号を取得する

出願時に提出した研究計画書に基づき、入学後に指導教員(研究演習担当教員)から「研究演習」を通じて研究指導を受けながら研究を進めていきます。1年次春学期に関学で「研究演習I」を履修し、秋学期からはスターリング大学で「研究演習Ⅰ」、「研究演習Ⅱ」相当科目を履修し、修士論文の作成に取り組みます。修士論文は学術的、理論的色彩の強い内容や調査をもとにした実証的な内容が求められます。

修了生インタビュー動画 前編
修了生インタビュー動画 後編

TESOLを専攻し英語教育を学ぶことができます

世界各国の留学生と机を並べながら、最新の研究動向に精通したアカデミックスタッフのもと、英語教育の実践的テクニックと、その裏付けとなる理論を学ぶことができます。

TESOLとは?

TESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages)とは、 英語の非母語話者への英語教授法です。

スターリング大学のTESOLコース

以下のリンクよりスターリング大学で学ぶTESOLコースの概要が確認できます。
特に、「Course details」では、実際に履修する授業の内容が確認できますので、ぜひご覧ください。
(※リンク先の情報は、1年でコースを修める本研究科のダブルディグリーコースではなく、2年で修める通常のコースについての記載となっていますので、例えば「Entry requirements」や「Fees and funding」は、本研究科ホームページや入試要項等に記載の情報を参照してください。)

スターリング大学TESOLコースの授業科目(例)
  • Principles of Language Learning and Teaching
  • TESOL Methodology
  • Research Methods in TESOL
  • Microteaching
  • Dissertation

取得学位(ダブルディグリー)

スターリング大学での取得学位

スターリング大学からは以下のいずれかの学位が授与されます。

  • Master of Science (Double Degree) in TESOL
  • Master of Science (Double Degree) in TESOL (Applied Linguistics)
  • Master of Science (Double Degree) in TESOL (Computer-assisted Language Learning)
関西学院大学での取得学位

関西学院大学からは以下のいずれかの学位が授与されます。

  • 修士(言語科学)/Master of Arts in Linguistic Science
  • 修士(言語教育学)/Master of Arts in Language Education

スターリング大学留学中の学費(学費減免)・奨学金

[学費]

スターリング大学留学中は、スターリング大学と関西学院大学の双方に学費を支払う必要があります。
なお、留学中のそれぞれの大学の学費は以下のとおりとなります。

スターリング大学の学費(2025年度実績)

£9,937(通常年額£20,600ですが£9,937に減免されます。)

関西学院大学の学費

50,000円(留学中に限り、年額50,000円に減免されます。)

[奨学金]

ダブルディグリー留学奨学金

スターリング大学留学中、月額70,000円の奨学金が支給されます。
※ 受給を希望する場合は、申請手続きが必要です。また、選考の上で採用者が決定します。
※ 留学期間中は、関西学院大学ベーツ奨学金の併用は出来ません。詳しくは言語コミュニケーション文化研究科事務室までお問い合わせください。

スターリング大学ダブルディグリー留学をするためには…

スターリング大学へダブルディグリー留学するためには、「スターリング大学ダブルディグリーコース入学試験」を受験し、合格する必要があります。
IELTSやTOEFL iBT等の英語スコアが必要となる出願資格をはじめ、入試に関する詳細は、以下のリンクより入試要項をご確認ください。

【お問い合わせ先】

関西学院大学大学院 言語コミュニケーション文化研究科
TEL:0798-54-6180

英語教員対象1年制修士学位コース

英語教育の実務家としてのスキルアップを図る

出願時に提出した研究計画に基づき、指導教員(研究演習担当教員)と、サブ・アドバイザー2名によりアドバイザリー・コミッティを結成し、年2回の相談会と研究演習を通じて課題研究論文を作成します。課題研究論文を選択しない場合は、口頭による英語でのプレゼンテーションによって修士学位に相当する専門分野の知識や技能があるかを審査します。研究テーマについても実証的な内容に限らず、教育実践に焦点を当て、教材研究、授業研究など幅広く研究テーマを選択することができます。

また、本コースでは、英語のブラッシュアップを必須に英語教育の実務家としてのスキルアップを目指します。教育現場でのこれまでの経験を活かしながら、理論と実践の両面を軸に英語教育分野における知見をさらに深めていきます。

アドバイザリー・コミッティ

英語教員対象1年制修士学位コース生に対して、指導教員1名とサブ・アドバイザー2名の計3名でアドバイザリー・コミッティを構成し、学生の研究活動をサポートします。具体的には修了までの毎学期、アドバイザリー・コミッティ相談会が実施され、コミッティのメンバーと各自の研究計画や進捗状況について相談するほか、相談会以外でもe-mail等を活用した研究指導を受けることが可能です。

コース修了のための通学

本コースは、夜間の通学のみで修了はできません。
修了のためには、平日昼間に開講される授業科目の履修が必要となります。

英語教員対象1年生修士学位コースへ進むためには…

なお、本コースへ進む場合には、「英語教員対象1年生修士学位コース入学試験」を受験し、合格する必要があります。詳細は、本研究科の英語教員対象1年生修士学位コース入学試験要項をご確認ください。