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ダイバーシティ推進本部

関西学院ではダイバーシティ推進本部を中心に、全ての構成員が学びと探求に取り組める環境の構築を図るためにダイバーシティを推進し、様々な取り組みを行っています。

このページのインデックス

本部長挨拶

柳屋 孝安(やなぎや たかやす)
関西学院ダイバーシティ推進本部長・常任理事

関西学院では、“Mastery for Service”をスクールモットーに<垣根なき学びと探究の共同体>を目指しており、全ての構成員が学びと探究に取り組める環境の構築を図るためにも、ダイバーシティを推進していく必要があると考えています。

2014年度より3年間は、神戸大学、関西学院大学、兵庫県立大学の3大学での女性研究者研究活動支援事業(連携型)が文科省補助事業に採択され、女性研究者の上位職への登用の推進、産学共同研究の促進や女子学生および女性研究者のキャリアパスの拡大に積極的に取り組んできました。設定目標の1つである、申請時における准教授以下女性教員の「上位職階への昇任比率20%以上」について、本学は41.0%(神戸大11.8%、兵庫県立大26.9%)と大きく目標値を上回りました。

ライフイベントを理由にキャリアを中断することなく、能力を最大限発揮できるよう、就業(就学)と子育ての両立支援として、これまで女性研究者研究活動支援者制度(ピンチヒッター制度)や祝日授業実施日の一時託児などの制度を充実させてきました。そして、仕事や学業に専念できる環境整備により教育研究の質を高め、社会貢献を果たすことを目的に、内閣府による企業主導型保育事業の保育施設として「関西学院内保育施設 ぽぷら保育園」を2018年4月に開園いたしました。

2019年4月からはダイバーシティ推進本部へと改組いたしました。これまでは男女共同参画を中心に推進してまいりましたが、教育・研究機関として、次世代を担う人材育成を行うとともに、人的リソースを大いに活用し、誰もが輝けるダイバーシティ社会を世の中に提案していくことが重要であると考えています。今後もそうした責務を果たすべく、これまでの男女共同参画推進にとどまらないダイバーシティの取り組みをより一層加速してまいります。

男女共同参画宣言

関西学院大学は、関西学院や社会の男女共同参画の実現に率先して主体的役割を果たしていくことが宣言されました。

関西学院大学男女共同参画宣言PDFリンク

四大学共同宣言

関西大学・同志社大学・立命館大学・関西学院大学によって四私立大学が連携して、男女共同参画推進に取組むことが表明されました。
教職員・学生の人的構成の男女格差の解消等、3つの基本方針がうたわれています。

四大学共同宣言PDFリンク

実施体制

2013年4月に学校法人関西学院のもとに男女共同参画推進本部が設置され、学院の男女共同参画を進めてまいりました。
2019年4月からはダイバーシティ推進本部と改組し、学院全体のダイバーシティを推進してまいります。

支援体制

「関西学院大学研究支援者」制度(通称:ピンチヒッター制度)

ピンチヒッター制度とは?

本制度は、出産・育児に伴い研究時間が確保しにくい専任教員(任期制教員・博士研究員を含む)が継続的に研究を行うことができるように、当該教員に代わって研究を行う支援者を雇用することができる制度です。詳細はKWICのその他お知らせ、またはKWICキャビネットをご覧ください。

設立の経緯

関西学院大学は2010年度から2012年度まで、文部科学省の「女性研究者支援モデル育成」事業として大学における男女共同参画を推進してきました。ピンチヒッター制度はこの事業で設立・運営され有効性が検証されました。事業終了後は、学院全体の男女共同参画を推進していくことが決定され、2013年度4月から学校法人関西学院のもとに男女共同参画推進本部が設置されました。その取り組みの一環として、本制度が大学独自のものとして継続されることになりました。2021年4月より女性研究者以外にも対象者を拡大しました。

利用者の要件

次の要件すべてを満たす方
・専任教員、任期制教員、博士研究員の資格の方
・出産・育児のために十分な研究時間の確保ができない方
・原則、小学校卒業時までの子どもを養育する方

支援者の要件

次の要件すべてを満たす方
・利用者と同一または関連する分野を専攻する方
・支援活動をすることにより、支援者の研究者としての能力向上が見込める方
・支援者の給与支給基準に定められている資格に該当している方

支援可能な業務例

・実験の補助(機器操作、データ採取、解析、図の作成、論文作成補助)
・資料検索、DBの作成、音声データの文字化(PC作業)
・学内図書館での資料収集、文献調査
・論文の英訳、和訳(補助)

一般事業主行動計画

学校法人関西学院は、教職員が仕事と家庭を両立させることを推進するとともに、教職員にとって働きやすい雇用環境を整備することで教職員がその能力を十分に発揮し仕事ができるよう、次のような行動計画を策定しています。

次世代育成

第5期 行動計画(2022年4月1日~2026年3月31日)

学校法人関西学院 第5期行動計画

第4期 行動計画(2019年4月1日~2024年3月31日)※2022年3月31日までに計画期間を変更(前倒し)
学校法人関西学院 第4期行動計画PDFリンク

第3期 行動計画(2014年4月1日~2019年3月31日)
学校法人関西学院 第3期行動計画PDFリンク

第2期 行動計画(2009年4月1日~2014年3月31日)
学校法人関西学院 第2期行動計画PDFリンク

女性活躍推進

学校法人関西学院 一般事業主行動計画(女性活躍推進)について

学校法人関西学院は、女性の個性と能力が十分に発揮できる社会を実現するため、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」基づき、次のような行動計画を策定しています。

<女性の活躍に関する情報公表>

専任職員における管理職に占める女性労働者の割合:20.6%(2023年4月1日現在)

女性管理職割合推移(2015年度~2023年度)

年度 女性管理職割合
2015年度 7.5%
2016年度 11.7%
2017年度 12.7%
2018年度 12.2%
2019年度 15.6%
2020年度 15.2%
2021年度 16.0%
2022年度 18.8%
2023年度 20.6%

男女別の育児休業取得率(2022年度実績)
女性 100%
男性 16.7%

男女の賃金の差異
正規  : 86.9%
非正規 :105.6%
全労働者: 61.1%

学校法人 関西学院 行動計画(女性活躍推進)PDFリンク

ぽぷら保育園

ぽぷら保育園は、内閣府による企業主導型保育事業の保育施設です。関西学院に関わる全ての人々が、子育てを理由にキャリアを中断することなく、能力を最大限に発揮できるよう、就業や就学と子育ての両立を支援し、仕事や学業に専念できる環境を提供することで、教育研究の質を高め、社会貢献を果たすことを目的に設置されました。
また、学内における保育園の存在は、将来を担う子どもにより良い環境で安心して育つ場所を提供し、さらにこれから家庭や家族を持つ者が身近にそれを目にする環境を提供するという意味でも次世代育成支援に大きく貢献すると考えています。

ぽぷら保育園関連ページへのリンク

理系学部ジェンダー平等推進委員会

関西学院大学男女共同参画宣言に則って、子供を持つ教員のサポート、教員の啓発活動、女性専任教員の増加につながる提言などを実施することにより、性別という垣根を克服した「学びと探究の共同体」の実現を目指しています。

理系学部ジェンダー平等推進委員会
関連ページへのリンク

担当窓口(お問い合わせ)

ダイバーシティ推進本部事務局
メール:danjyokyodo-jimu@ (@以下は「ml.kwansei.ac.jp」)

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